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清朝中国から台湾を割譲させた日本は、植民地・台湾を統治するため新たな統括官庁を組織した。その現地機関が台湾総督府である。初期武官総督時代・大正デモクラシー期の文官総督時代・大戦期の後期武官時代を経て、植民地時代の終焉までの日本支配の全貌を追うとともに、その軍事権・行政権・立法権・司法権の実態を探る。そこで浮き彫りにされるのは、台湾人としての民族意識が自治権獲得に向けた運動と併行して日本統治期に醸成された、という史実だ。台湾独立運動家でもあった著者が、多面的な視点をもって、平明かつ詳細に書ききった名著。
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まず日治時期の台湾に関する書籍がこの価格で手に入ることに感謝です。台湾総督府の動きと台湾社会の動きの二つが主なパートですが、日本統治時代の台湾人の政治運動が分かりやすくまとまっていてとても良い。この時代を経験したことが「台湾意識」を生み出し、その後の国民党時代を通じて現代まで持続しているわけで台湾理
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