夫婦でFIRE

グミ＆パン

■世帯手取り630万円でスタートして資産1.2億円！
2人だからできる！（子どもも2人）

アメリカで始まった「FIRE（経済的自立・早期引退）ムーブメント」が日本でも流行し、
関連本も多数出版されている。

とはいえ、憧れつつも、「FIREは高収入だったり、もともと不動産をもっていたり、
株で大当たりしなければ無理だろう」と考える人が多いはず。

では、1人ではなく2人だったら、
つまり夫婦でFIREに挑戦するとしたらどうだろうか。

事実、著者は以下のように世帯手取り630万円からスタートし、
30代にして資産を1.2億円以上にし、FIREを達成している。

■夫婦でFIREをめざすには、
「お金をはじめとした2人の価値観を共有しなければならない」という難しさはあるものの、
そうした苦労を補って余りある、つぎのようなメリットがあると著者は語る。

●1人の収入に頼らずに、ダブルインカムの世帯収入で資産形成ができる。
→高収入でなくてもFIREをめざせる。
→どちらかが無職になったときのリスクヘッジができる。
→平均的な収入でも、地方在住でもFIREしやすい。
●互いの得手不得手を考慮して、役割分担しながらFIREをめざせる。
など

そのうえで、本書では夫婦だからこそできる戦略的なFIRE達成法を
さまざまな角度から余すところなく伝えていく。

もちろん、夫婦に限らず独身の方、地方在住の方にも参考になる情報が満載。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: ビジネス・経済 / マネープラン・投資
• 出版社: フォレスト出版
• ページ数: 229ページ
• 電子版発売日: 2022年08月26日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 14MB

[ブクログ · ★★★★☆]

良書。
単なる事例紹介でもなく、投資方法のレクチャーばかりでもない（最後にさらっと紹介されている）。夫婦の価値観の共有方法だったり、お金の使い方や働き方の考え方だったりといった、FIREまで、FIRE後の生き方の考え方がとても分かりやすく説明されている。「タイムバケット」も初めて知り、そちらも紹介されている本を読んでみるつもり。

[ブクログ · ★★★★☆]

夫婦でFIREは一つの目標であり、その目標に対し夫婦でどう協力し合って到達したかが記載されている本

最も重要な点は「夫婦の価値観を掘り下げ共有する事」と解釈しました。

・FIRE実現には普通の家庭以上に家計管理を厳格化する必要がある。不要不急なものを削る事になるが、その判断基準が夫婦であっていないと継続させる事はできない

・問題にあたる度に価値観を掘り下げ対話、その為のツールとしてストレングスファインダーも活用し価値観の相違理由を言語化し互いに理解

・FIREの先にある目的は「理想の生活の実現」これを具体化する為トライアルで移住するなど、目的の具体化の為に労力を惜しまず行動する夫婦の姿を見た

FIRE本という事もさることながら、家庭経営の参考になりました。

[ブクログ · ★★★★☆]

他のFIRE本と異なり、夫婦で価値観を合わせるところに重点をおいている。他の本にはない視点なのでとても参考になった。

副業ではなく貯蓄と倹約に力を入れてのFIRE達成は再現性があると思うので多くの人の参考になるのではないかと思う

[ブクログ · ★★★★☆]

結婚家庭におけるFIREまでの変遷を綴った本。
出費の扱いの考え方とか意見を合わせることが大事
と当たり前かもしれないけど、大事なことから取り組む
というのが印象深かった。
ストレングス・ファインダーまでやるなんて。

また、計画を定めて計画に合わせて進めるって
プロジェクトっぽくていいなあとは思ったけど、
逆に疲れたりしなかったのかなあとも思った。
とはいえ、それくらいの覚悟でやらないと
短期間で資産を増やすことは出来ないんだろうなあ
って思うと、すごい難易度の高いプロジェクトを
やってこなしたPMなんだなあと思うと、
どんな仕事でもやっていける人なのでは？と感じた。

【勉強になったこと】
・「自分が何をどうしたいか？」に基づいて
　目的をもち、計画を立てて進むのが大切。
　→まさにプロジェクトマネジメントですね。

・不動産会社から紹介される火災保険は紹介会社への
　紹介料が含まれており、補償の割には割高。
　なので、手間でも自分で選ぶこと。

[匿名 · ★★★☆☆]

わかりやすい

文章は初心者でもわかりやすい。おすすめする投資の種類なども書いてくれてはいるが、あまり他の人が言っている内容とは変わらないかも。どのくらいの手取りでどのくらい投資に使ったのかなどは書いてなかった気がするので、もう少し具体的だったらなお参考になったと思う。

＃タメになる ＃憧れる

[ブクログ · ★★★☆☆]

fire検討初心者の方にはおすすめだなと感じた。
考えかただけではなく、実際どのように実施したのか表が乗っているのでとても参考になる。
一方、金融テクニック的なことを知りたい方には合わないと思う。
コツコツ必要なこと。淡々と書いている本なので、読みやすかったし面白かった。

一番頭に残ったのは、個人の特徴に合わせて[収入を伸ばすのが得意、コツコツ支出を減らすのが得意、投資が得意なと]進めていくのがよい、という点。
今後の参考にしたい。

[ブクログ · ★★★☆☆]

価値観大切。夫婦で同じ方向を向いて2馬力で稼げれば、そんなに難しいことじゃないのかもと思わせてくれる本。何度も繰り返し読みたくなるというわけではありませんでしたが、一例として参考になりました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

1億2千万円を貯めて30代でFIREした夫婦のFIRE案内。

先日読んだ「PLAYING　WITH　FIRE」と近いものがあるかな。どうやってFIREを達成したか、夫婦の価値観を認め合うところから始まる。
思ったより具体的ではなかったような気もするけど、結局FIREって100人いたら100通りがあると思うし、FIREに興味があれば、読んで損はないと思う。

若い頃からFIREを目指していて、DINKs時代にある程度資産を形成し、妻も転職で普通に年収アップするなど、羨ましいところだらけ。一気に資産が増えてるところとか、もうちょっとわかりやすく何をしたか知りたかった。

参考にできるところは参考にして、自分なりにFIREを目指そう。