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「今年はぼけますから、よろしくお願いします」広島県呉市。87歳の正月、母は娘に突然宣言した。その言葉通り徐々に変わっていく母。「私はばかになったんじゃわ」と繰り返し「迷惑になるけん、もう死にたい」と喚く母を「誰でも年とりゃあ、おかしゅうなるわいのう」と励まし支えたのは96歳の父だった――。老老介護の現実と互いを思いやる家族の愛情、深く優しい夫婦の絆を綴る感動の記録。
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Posted by ブクログ
最高に素敵な物語だった。事実をそのまま書いたドキュメンタリーだけど、本当に素敵な家族の心温まるお話しで、こんな生き方、こんな死を迎えたい、と思えるようないい本だった。
大好きだった人の死と直面する、その時に 自分がどうありたいか。 色んな考え方があっていいと思う。 人それぞれ、各々家庭の歴史があるから。 ちょっと風変わりな闘い方をした、ごく普通の 家族の一部を覗き込みたいなら読んでみてください。 わたしは惚れた
読みやすくてありのままで最高でした! 認知症の人がどんな葛藤があるかや、家族の形は人それぞれなので、一つのケースなんだろうけど。 全幅の信頼をおいてくれる人がいるだけで、人はこんなにも強く美しく生きられるんだね。 お父さんのいい男ぶりはたびたび出てきます。 いつも分かりやすく手伝ってくれるとか、成...続きを読む果を出さないと協力していないように見えるけど。 いつも家事のやり方を見ていて、いざとなったら代わりにできて… つれあいが出来なくならないと発揮できない手柄ってなんて地味ですごいんだろう。 それぞれの形がすごい面をやっぱり持っていると思うんだよね。その宝物は、今かもしれないし未来かもしれない。 映像にして、視点を変えて、渦中ではなく時間の流れを変えてみる。 「人生はクローズアップで見ると悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ」 人生に絶望しそうになったら、これもすごい喜劇だと思えば良い◎
映像作家である娘さんが、両親98歳と90歳の今にカメラを向け、その様子がニュース番組の中で流されました。その映像はただただ大変で可哀想だと思いました。 この本には、父親と母親の元気だった頃が書かれています。これまで頑張って生きてきて、今があることがよく解り、可哀想なのではなく、読む者は長く生きてきた...続きを読む先達として共感し、家族愛に泣くでしょう。 また、作者の思いなどもあり、介護に携わる人々への応援にもなっています。
自分の老後や、親の介護に不安ばかり感じていたが、これを読んで大丈夫かも、と思えるようになった。 ☆安心せぇ。 ☆介護は親が命懸けでしてくれる、最後の子育てだ。 ☆介護はプロとシェア。家族ができるのは、一生懸命愛すること。
身近な人が認知症になったらどういうことになるか、をとても臨場感を持って感じられる。かと言ってどんよりした話ではなく、気軽とも言えるような語り口で語られるので構えずに読める。元気だったときの話、発覚する近辺の話、症状が進んでいくときの話、サポートを得るまでの葛藤やその後、といろいろな、けれども必ず必要...続きを読むになる局面がバランスよく書かれているのもいい。人間はいつどこで真価を発揮するかわからない。それを人が気づくかもわからない。本人はそんなことも気にしていない。人生の奥深さを思う。文庫版のあとがきには感動。電車の中で読まない方がいいと思います。
ドキュメンタリーだからこそ伝わってくるリアルな現状に心を打たれた。 本当にこんなことがあるのかと思いつつ、これが介護の現実。 いつか自分にも訪れるであろうから、少しでも楽しく介護に取り組めたらいいなと思った。 病気になっても人は人だし、親は親なんだなぁと思わされた部分が凄く胸に響いた。 ご両親の愛...続きを読む情がすごく伝わってくる作品でした。
ドキュメンタリー 高齢社会 老老介護 共感 難易度 やや易 感動★★☆☆☆ 涙線★★★★☆ 興奮★★☆☆☆ 感心★★☆☆☆ 伏線★☆☆☆☆
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