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母が認知症診断を受けて4年半、介護サービス利用が始まってほっとしたのも束の間、東京で働く著者に広島で暮らす父から電話が。「おっ母がおかしい」。救急搬送され、そのまま脳梗塞で入院した妻に、98歳になった父は変わらぬ愛情を注ぐが……。遠距離介護を続ける娘が時に戸惑い、時に胸を打たれながら見届けた夫婦の絆。
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Posted by ブクログ
自分も アルツハイマー型認知症の義母を お世話したことがあるので しみじみしちゃう。 良いも悪いも曝け出している、すごい覚悟。 著者が文中で指摘するように 病気の進行に伴い しっかりしていた頃の義母が 自分の中でゆっくり死んでいく感覚 っていうのを 私も 感じていた。おんなじだ、と思った。 認知症...続きを読むは 病前人格と ゆっくりお別れする時間かある、というポジティブな捉え方。 日常は キレイゴトはかりじゃないんだけどさ。 信友家は 父も また素晴らしい! 頼もしい! うちの場合も 義父も頑張ったよな・・・と思い出したわ。 自分は 子育てと同時だったから しんどかったわ・・・とかも。 映画も観てみよう。
自分にも身近に迫っている事柄なので(多分)そうなのか。そうなのかと。 こんな風に老後の生活ができたらいいだろうなあと思います。 そして100歳を超えて元気なお父様の幸せを願います。
年老いた親をもつ、そしていずれはもつことになる全ての人の胸に響いたのではないかと思う。 人生の中で何度も何度も読み返したい。 リアルなドキュメント作品で初めて涙を流しながら読んだ。本を閉じた後、あまりうまくいっていない両親のことを思った。娘としてできることは何か、考えながら我が家なりの暮らしを歩んで...続きを読むいきたい。
筆者が母親の介護に向き合った記録。元気な頃の様子もわかるので、よい。 お父さんも筆者もよくこれだけ向き合うことができると思い、感心する。また、介護サービスに携わる方も本当にプロなのだと感心させられた。 あれだけ、離職率が高くて、なり手がいないというのに、質を維持できているのが、すごいと思った。
お父さんがお母さんに接する言動、行動は理屈じゃなくお父さん生きていくチカラの偉大さを感じました。 現代は恵まれすぎて物事の考え方も複雑になり過ぎているのかな。
「ぼけますから、よろしくお願いします。」の続編。90代で耳が遠く腰を曲げた父親が、認知症を患う80代の母親を介護する…その現状を娘として映像制作者として描いたのが本作です。認知症診断を受けて4年半、介護サービス利用が介入してできたところまでは前作とほぼ同じ、所々エピソードが加筆されているように感じま...続きを読むした。後半は信友さんのお母様が脳梗塞を発症し他界されるまでと、その後のお父様のことが描かれていました。お母様は胃ろうをつくられたとのこと…私も信友さんと同じ経験をし同じように悩みましたから、激しく共感しました!前作は信友さんのお母様から「プラス思考」を 今作は信友さんのお父様から「感謝の気持ち」を感じとることができました。『年寄りにとって『社会参加』いうのは社会に甘えること…『ありがとう』と言うんのが、わしらの社会参加…』信友さんもおしゃってますが名言だと思います。お父様の良則さんが、元気で長生きできるよう、きっと天国のお母様文子さんも見守ってくれていると思います!
娘からの視点での介護。 仕事もあるし 子供は自分ひとり。いろんな葛藤がありとても ためになる話でした。
読み終わった今日、奇しくもお母さんの命日でした。 それにしても、お父さんには尊敬の念しかあちません。感銘を受けました。映画も見ます。
もはや、このお母さんもお父さんも他人に思えない。 親戚のような感じ。映画もドキュメンタリーも本も読んでるし、でも紙面では語られない修羅場もきっとあったんだろうな、認知症になっても最後まで娘(著者)のことはわかったのは救い。 そして100歳を超えたお父さん。毎日している布団の上げ下げがいい運動になって...続きを読むるとか。 その調子で120歳まで長生きしてほしい。ほんとに。 著者が頃の家族写真や若かりし頃のご夫婦の写真も載っていておふたりのファンとしては嬉しかった。 でも、やっぱり読んでいて泣いちゃったよ。
おかえりお母さん、第2弾。 お母さんのその後が気になっていました。 お父さんの元気な様子も。 我が家も母と、胃ろうなどについて再確認しました。 けど、やっぱりいざ現実に向かうとどうなるんだろう。 同じ一人っ子、信友さんを見習いつつ、来る親との老々介護に備えます。
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