ゴールデンタイム

ゴールデンタイム

715円 (税込)

3pt

“嫌われ松子”の死から四年。大学を卒業したものの無為の日々を送る松子の甥・川尻笙は、初めて夢を見つけようとしていた。一方、望んだ医師への道を着実に歩んでいた笙の元恋人・明日香にも人生の転機が訪れていた。松子の生を受け継ぐ二人の青春を爽やかに描く表題作他、松子が思いを寄せた風俗店店長・赤木の晩年を描く「八雲にて」を収録。

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ゴールデンタイム のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    人それぞれ自分の人生、必死に生きるしかないんです。成功するか失敗するかは分かりませんが、それでもその時々に正直に真っ直ぐ生きるしかないんだろうなぁ。

    0
    2021年01月05日

    Posted by ブクログ

    前作、『嫌われ松子の一生』は、浮き沈みが激しく、鬱々としてしまいましたが、今回は、若い二人が主人公で明るく感じます。

    笙は、仕事に就けず、フリーター生活をしている時に、役者の卵たちに出会います。
    全く縁のなかった世界ですが、そこでの出会いから新たな光を見つけ始めます。

    笙の元恋人・明日香は、医大

    0
    2011年12月09日

    Posted by ブクログ

    今の時代って、自由に生きることを強要されてます。
    それでも誰にでもシバリはあるし、できないこともある。自由に生きて大成功するなんて、よっぽどの努力と運とタイミングに恵まれた人だけ。自分のやりたいことが見つからないなんてのもよくある話。
    そんな息苦しい自由のなかでのもどかしさ、葛藤を書いた本だと思う。

    0
    2012年02月27日

    Posted by ブクログ

    「嫌われ松子の一生」で、松子おばさんの遺体を発見し、第2の主人公として活躍した笙と、元彼女の明日香の物語。
    若者の自分見付けがテーマかな。

    今作もたくさんの参考文献を元に書かれており、演劇や医学の入門についても主人公達と共に味わうことができた。

    0
    2012年02月05日

    Posted by ブクログ

    ダブル主人公の視点で描かれているのは「嫌われ松子」と同様のスタイル。
    だらだらと進んでいく二人の「その後」は盛り上がりがなく思えたが、最後の十数ページで訪れる興奮は、「やっぱり嫌われ松子の作者だ」と感じた。
    それでも嫌われ松子のおインパクトが強かっただけに多少見劣りしてしまうかも。

    赤木のその後を

    0
    2010年04月02日

    Posted by ブクログ

    面白くてサクサクと読めました。
    彼女も笙も自分の行きたい道が見えてきたようでよかったですね。特に彼女が状況に流されてしまわなかったことにほっとしました。

    関係ありませんけど、ここに書かれた腹式呼吸のイメージが今まで聞いてきたどんなものよりもわかりやすいと思いました。

    0
    2009年10月25日

    Posted by ブクログ

    うーん。だらだらと若者の夢への葛藤が書いてあるだけで飽きてしまった。松子の生涯とは特に関係ないかなと思ってしまった。影響は多少受けていると思うけど。全く別の話しかな。

    0
    2023年09月10日

    Posted by ブクログ

    嫌われ松子で登場した松子の甥、笙とその元彼女の明日香がメインの物語。

    一応『嫌われ〜』の続編とはなっているけれど、
    前作を読んでいなくても十分楽しめると思う。

    『嫌われ〜』とは作中の雰囲気が大分違い、割と爽やかなストーリー。

    医者になるという夢を追いかけている明日香。
    一方の笙は初めて夢と言え

    0
    2020年08月21日

    Posted by ブクログ

    続編。本編に比べたら現代劇で軽い。松子のことは少し出てくるが、あまりにも関係ないのでなんともはや。赤木の晩年にまつわる小品がむしろ感慨深いくらいだ。

    0
    2018年10月22日

    Posted by ブクログ

    嫌われ松子の甥っ子と当時付き合っていた元恋人の明日香のその後。
    二人とも別々の道を歩き始めている。
    その中でお互いに転機を向かえる。
    自分に素直に生きる。夢を叶える。
    道はそれぞれ違うけれど、思いは強く伝わってきた。

    2016.1.30

    0
    2016年01月31日

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