虹にすわる

虹にすわる

658円 (税込)

3pt

4.1

椅子作りの才能があるのに、地元で修理屋をしている徳井。椅子への情熱を持て余し、都会の大手工房を飛び出した魚住。タイプの違うふたりが、学生時代の約束のもと、小さな工房を始める。不器用な彼らは、友情でも恋でも仕事でもギクシャク......。海沿いの町の小さな椅子工房で夢の続きを見ることにした〝こじらせ男子〟の、胸アツ青春物語。

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虹にすわる のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    何をするにもまずは楽しむこと。
    自分が、どうしたいかを大切にすること。

    相手が〜、誰かのために〜、は結局長くは続かない。
    自分が楽しむことで周りも巻き込めるし、頼ってもらえるようにもなる。

    0
    2023年11月04日

    Posted by ブクログ

    そうか職人技が真骨頂なんだ、オルゴールもうちのレシピも乗り掛かった船もそれぞれ雰囲気の違う物語だけど、抜きん出る技術者はぶれない。読み終わりタイトルに気付きなるほどと思います。椅子を作るのが本気で好きなんだ、おじいちゃんの頭と身体と両方使うことは良いんだよと素敵なアドバイスだね、なんでも人のせいにす

    0
    2023年08月15日

    Posted by ブクログ

    そんな心の葛藤あるよね〜って思える
    登場人物がみんな優しい
    きっと作者が優しい
    全体的にほっこりできる

    0
    2023年12月03日

    Posted by ブクログ

    昨年6月に弟が亡くなりました。その5カ月後、弟よりひとつ下の私の友達も同じように癌で亡くなりました。20年以上前に弟と彼は面識があり、亡くなるひと月前に「向こうで弟さんに会えるとおもいます」と連絡をくれました。

    そんな彼が木工職人で、遺作となった椅子が展示されている今、木工の話だなんて知らずにこれ

    0
    2023年05月05日

    Posted by ブクログ

    これはぜんぜん本の感想ではないです

    どんなに評価がよくても
    しっくりこない本はなかなか進んでいかなくて

    仕事も忙しいし、家のこともあるし、
    なかなか本を読む時間を確保できなくて
    昔みたいに本に夢中になれなかったりもして

    面白いよ、って勧められた本でも
    ちょっと読んで放置とかが続いたりして
    自分

    0
    2023年05月01日

    Posted by ブクログ

    瀧羽さんの文章はいつも温もりがあって、心が和みます。

    東京から小さな海辺の町にある実家に戻って、じいちゃんの修理屋の仕事を手伝っている徳井のもとに、大学の後輩の魚住が訪ねてくる。
    いつか椅子の工房をやろうという大学時代の夢を覚えていた魚住は、徳井家の納屋を改造して、作業場を作ってしまった。

    デザ

    0
    2022年11月10日

    Posted by ブクログ

    「虹に『すわる』」という作品名で椅子作り工房が舞台の物語。
    仏壇職人の家に生まれ、物語の中では実家で修理屋をしている徳井。
    徳井の後輩で椅子作りへの情熱はあるが、就職先の工房を飛び出し、徳井の所へ転がり込んできた魚住。
    この二人が椅子作り工房を営んでいく様子が描かれている。
    日常の物語が穏やかに流れ

    0
    2022年09月22日

    Posted by ブクログ

    読んでいる間ずっと、海がきらきらと光っている情景が浮かんでいた。
    陽の光が差しこんでいて、どこもかしこも明るい。

    暗く沈みそうで元気をもらいたいときに、読みたい本。

    0
    2023年03月17日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最後はお互いの道へ進むのかと思いきや一緒に進んでいく道を選ぶ。それぞれ進んで月日を超えて成長した2人がまた作る展開もそれはそれでよかったやもと思いつつ、でもこれが一番2人には合ってるかな。それに徳井さんも自分で決めたことなので(笑)

    0
    2023年06月22日

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