てつほうの鳴る浜

てつほうの鳴る浜

1,287円 (税込)

6pt

4.0

戦乱時代を強く生き抜いた少年の冒険物語。

武士が嫌で商人になりたいと家出した少年長種は、博多を目ざそうと、無断で水軍の船倉に忍び込むが、見つかってしまう。

「武士をやめたい。おれは商人になりたいのです」
そういう長種に、水軍の大将は、
「人それぞれに決まった運というのがある。運を変えようと思うな。運に心を任せれば、かえって勇気が出るぞ」
そう言って大将は、豪快に笑い、懇意にしている商人の家に連れていって、奉公できるように取りはからってくれる。

こうして長種の新たな運命は動き出す。


元寇という史実の中で翻弄されながらも強く生き抜く少年を描くエンタティンメント。

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てつほうの鳴る浜 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年10月02日

    福岡が舞台の戦乱時代ファンタジー

    長種は、武士をやめ商人になるため船に忍びこむが、水軍の大将竜玄に捕まってしまう。長種は竜玄に博多の大商人のもとへ案内され、そこで鏡に未来を映す謎の少女「いと」と出会う。それが、長種が歩むことになる不思議な運命の始まりだったーー。一人の少年が蒙古襲来に立ち向かう時代...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年09月03日

    蒙古襲来が舞台の歴史ファンタジー。肥後の武士・竹崎長種の闘いと成長を描いた物語。

    元の船と海上で闘うシーンではまるで自分も戦に参加しているような臨場感がわいた。

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    Posted by ブクログ 2022年08月26日

    設定が盛りだくさんだったけど、読み応えがあって楽しめました。
    運を楽しめ、という言葉がテーマであり印象的で、運命について考えさせられます。

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月23日

    1270年、元寇の時に活躍した少年の話。
    いと、という不思議な少女の登場でファンタジー要素があり、地味におもしろかった。
    運命を楽しめ、がキーワードだけど、自分の意に反して、過酷な戦いに巻き込まれる。
    嫌な出来事も楽しめって、厳しい。
    成長過程の子どもたちには、勇気になるのかな?

    0

てつほうの鳴る浜 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    児童書 / 児童文学
  • 出版社
    小学館
  • ページ数
    272ページ
  • 電子版発売日
    2022年07月13日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    6MB

閲覧環境

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