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イベント企画会社で働く莉子は25歳。引っ込み思案で男性と交際したことがない。 ある雨の夕方、彼女は若い男性が泣いている場面に遭遇。動揺してその場を去るが、会社主催の中国茶教室でその男性・響生と再会する。 中国茶に興味を持った莉子は響生に誘われ、彼の茶葉店に通いはじめ、穏やかな人柄の響生に心を開くようになっていく。 内気なOLと、彼女限定で獰猛な獣になる5つ年上の茶葉店店主の、甘くてビターな溺愛ストーリー。
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甘々。
守川さんは甘々でしたね。今までは淡白だった…的な始まりだったけど、全然って感じが愛情を感じることが出来て良かったです。
お茶屋さん
素敵なお茶屋さんのお話。 出てくるお茶にすごく興味が湧いちゃって、同じものを飲みたくなった人、多いんじゃないかな。 自分勝手な人にはイライラしちゃいましたが、ふたりの穏やかな雰囲気は心地良かったです。
匿名
まったりと読める
この作者様のファンですが、この作品は今ひとつパンチが無いかな。ヒロインの幼馴染がクソ過ぎて存在感もなくパッとしなさすぎなのが原因のような…。ヒーローとヒロインは甘々で良い感じですが!
練習台だったはずが捕われた
ふわっ。と茶香で包むようにゆっくりと距離を縮めてゆく紳士にみせておいて、両思いだと分かった途端に情熱的になるヒーローがいいですねえ。
番外編読みたくて
番外編読みたくて買っちゃいました♪ すごく短編すぎてちと残念。でもまぁふたりが幸せそうで何よりでした。
Posted by ブクログ
引っ込み思案な自分を少しでも改善できたらとイベント企画会社に入ったものの、なかなかその気質が治せない莉子。 過去のトラウマがトラウマなので、その性格が形成されたのも頷ける。 それでも悩んで、敢えて苦手分野に入っていく勇気は、きっと彼女のいいところ。 他にも様々いいところはあるけれども。 しかし、そ...続きを読むんな性格になった原因を作った彼が莉子と同じ会社に入ってくるし、よりによって自分と彼女が付き合っていると法螺を撒き散らす始末。 その頃にはもう莉子は響生さんと付き合っていたにも関わらずだ。 酷い野郎である(口が悪い) そんな莉子を溺愛で支える響生さんだけれど、彼は彼で長年引きずっていた恋をつい最近諦めたばかり。 いい子の莉子は、自分に自信がないこともあり、そんな恋心を響生さんがすぐに捨てられるものではないと疑心暗鬼に。 しかも、その失恋相手が響生さんに急接近。 ありがちな展開だが、恋愛初心者の莉子には手痛い一手。 上記の彼とのこともあり、最悪の方向へ転がり出す。 かと思っていたら、ちゃんとその二点を解決してしまったのが響生さんである。 莉子にベタ惚れだからね、しっかりヒーローします。 お陰で例の彼はそれなりの報いを受け、響生さんの元想い女と莉子は和解する結末に。 本当によかった。 途中の莉子が袋小路に陥っていた様は見ていてやはり辛かったので。 番外編は逆に響生さんが莉子と幼馴染の彼との仲に疑心暗鬼になる話も。 莉子は莉子で響生さん一筋なので、無自覚ながら幼馴染の彼に引導を渡していたけれども。 恋愛初心者ながら男受けのいい性格かつ体つきをしているので、本人にその気はなくても男を惹きつけて大変そうな莉子。 最後ちゃんと響生さんががっちり彼女を繋ぎ止めてくれてよかった。 じゃないと危なっかしいので。 最初はお茶のお話に惹かれた話だったけれども、響生さんの溺愛ぶり、莉子の頑張りなところ、他にも魅力的な部分の多いお話で楽しかったです。
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