リリアンと燃える双子の終わらない夏

リリアンと燃える双子の終わらない夏

2,750円 (税込)

13pt

リリアン28歳、人間嫌い。自己肯定感はかなり低め、将来への希望もない。1995年、春の終わりに、そんなリリアンのもとに友人のマディソンから手紙が届く。おもしろい仕事があるので、彼女の暮らすお屋敷まで来てほしいという。それで、頼まれたのは10歳の双子のお世話係。なりゆきに任せて引き受けたけれど――子供たちは興奮すると〈発火〉する特異体質だった!? 全米ベストセラー作家ケヴィン・ウィルソンが涙と笑いで〈リアル〉に描く、ほろ苦い愛情と友情の物語。ニューヨーク・タイムズ紙、ワシントン・ポスト紙、USAトゥデイ紙、タイム誌、ピープル誌ほか、10の全米主要メディアが年間ベストブックに選出!

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リリアンと燃える双子の終わらない夏 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    登場人物がみな非常に魅力的。もちろん自然発火する子供達やスーパーリッチな世界の話もおもしろい。
    とにかくみんな自分勝手で友達や家族にはいらないタイプなんだけど、どこか愛嬌があって、最後には全員好きになってしまう。人生はままならないクソみたいなもんだけど、それでも前向いて歩いていこっか、って気分になる

    0
    2023年08月26日

    Posted by ブクログ

    双子が燃える!フツーではない設定だけど、軽妙な語り口で、読み始めから引き込まれてしまった。ドタバタ劇の連続で面白い。

    0
    2023年06月18日

    Posted by ブクログ

    映画にならないかな、なったら必ず観に行こう!
    それぞれの立場と個性が際立つ。リリアンを応援しながら読んだ。

    0
    2023年05月02日

    Posted by ブクログ

    正確な分類はよく知らないけど、私の中ではこれは青春小説。しかも極上のやつである。

    ストーリーはシンプルだが、この小説の魅力はとにかく登場人物すべてが愛おしいというところに尽きる。主人公のリリアンはこれまで思うような人生を歩むことができずにぐずついていた、一方で親友のマディソンは大金持ちで上院議員夫

    0
    2023年01月09日

    Posted by ブクログ

    翻訳特有の言い回しや、横文字の名前が苦手な私だけど、これは読みやすかったし、面白かった。
    双子と会うまでは少しだらけたけど、そこからは一気にスピードアップ。リリアンと双子はもちろん、他のキャラクターもみんなクセつよで、読んでて印象に残る。ハッピーエンド(=波乱の幕開け)で良かった。ムームー着てみたい

    0
    2022年09月09日

    Posted by ブクログ

    とってもおもしろかった!!
    今年の個人的ベスト5に入るし棺桶本としても追加したい一冊。

    大好きな作家さんがおもしろいと仰っていたので息をするようにポチッとしたのだけど、本当に読めてよかったと思えるいとおしい物語。

    人間嫌いのリリアンが10歳の双子と過ごす一夏の物語と言ってしまえば、どこにでもある

    0
    2022年07月24日

    Posted by ブクログ

    タイトルが面白そうだったので、手に取ってみた。
    リリアンと双子の子供たちの心の交流の話だが、リリアンとマディソンの友情?での話でもある。
    原題が、Nothing to See Hereと知り、話の内容も納得できた。
    リリアンと双子、リリアンとマディソン、の今後の関係もきになるなー。
    燃えるのは大人に

    0
    2023年02月04日

    Posted by ブクログ

    自暴自棄な生活を送っていたリリアンのもとに、高校時代の友人マディソンから頼みたい仕事があると連絡を受ける。マディソンは将来を嘱望されている上院議員のジャスパーと結婚し、子どもが一人いる。そのジャスパーと前妻の双子のこどもたちの家庭教師兼世話係になってほしいという。10歳になる双子は、興奮すると発火す

    0
    2023年01月12日

    Posted by ブクログ

    特殊な設定、環境にも関わらず、さくっと読める物語でした。
    主人公の思い切っちゃう感じや双子の賢さがよかった!切ない面もあるけど…
    なにより好きなのは家政婦のメアリー。彼女の作る料理を食べてみたい。
    物語の後、リリアンと双子たちはどうなったのか。

    0
    2022年10月15日

    Posted by ブクログ

    荒唐無稽な設定にやっぱり日本人には伝わりにくい様々なやりとり。なのに読書中も読後感も清々しいのは、解説者さんの後書きにもあったよーに、作者の『誰にだってきっといいところはある』とゆー愛情にあるのかな。僕もそーありたいけど、なかなか。久しぶりに童話的な寓話の世界にどっぷり!

    0
    2022年09月22日

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