ブロッコリー・レボリューション

ブロッコリー・レボリューション

1,980円 (税込)

9pt

3.8

海辺のちいさな部屋で。もう二度と訪れることはないかもしれない東京で。延々と改装工事が続く横浜駅の地下通路で。そして、タイの洞窟にサッカー少年たちが閉じ込められていたあの夏、きみは部屋から姿を消した。どうしようもなくこんがらがっていく世界を生きるわたしたちの姿を演劇界の気鋭が描きだす、15年ぶり待望の第二小説集。

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ブロッコリー・レボリューション のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    コミカルでシュールで掴みどころのなさと独特なビートがわたしにはとても心地よかった。日本語って楽しい。

    0
    2022年09月19日

    Posted by ブクログ

    5編からなる短編集。すべての語りが一人称ですすんでゆく。解放とは何かを問うような作品群。とくに表題作ブロッコリー・レボリューションでは「ぼくはいまだにそのことを知らないでいるしこの先も知ることは決してないけれども」との前置きを何度もくりかえしながら、逃げていった「きみ」のはなしを「ぼく」が語る。ぼく

    0
    2022年07月07日

    Posted by ブクログ

    一文が長く、ひらかれた漢字が多く、段落も少なく、と話によってはとても読みづらさを感じてしまった。視点がマクロになったりミクロになったりした点はユーモア。
    表題が1番好きだったけど、どの話も起承転結が曖昧で不思議な読書体験だった。

    0
    2023年06月27日

    Posted by ブクログ

    短編集5編
    文体が独特で、自分の行動を説明するのに物を解説するような淡々とした言葉の連なりの醸し出すリズム感が不穏で心地よい。ストーリーなんてあってもなくてもどうでもいいような、ただ文章によって喚起される空気の中に浸っているそんな小説。
    突然訪ねてきた見知らぬ男のラップで始まる「ショッピングモールで

    0
    2022年08月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     劇作家岡田利規の久々の短編小説集。語り手が知り得ない視点から描かれる小説は、感情的な衝動を排し、なぜかやさしい印象を与える。三島賞受賞の表題作は、読んでいる時には村上春樹の小説のように思えるが、暴力性も救いようのない性描写もなく、人と人との分かり合えなさを淡々と描いている。
     確か作者は東日本大震

    0
    2022年10月05日

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