バカロレアの哲学 「思考の型」で自ら考え、書く

バカロレアの哲学 「思考の型」で自ら考え、書く

1,870円 (税込)

9pt

3.3

フランスの大学入学資格試験では必須の「哲学小論文」。その過程で学ぶ「思考の型」とはどのようなものなのか――。
哲学・人文に関心の高い人はもちろん、ビジネスシーンで「思考の重要性」を痛感している人は必読の一冊。

...続きを読む

バカロレアの哲学 「思考の型」で自ら考え、書く のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    アメリカや日本式のエッセイでは、自分の支持する意見をまず最初に書き、その論拠を三つ示し、最後で自分の支持する立場を再度結論として提示する方法がとられている。
    しかしこれは、[正反合]の「反」と「合」が抜け落ち簡略化されたものにすぎない
    それに比べてバカロレア小論文の特徴は、反対意見の尊重。

    マルク

    0
    2023年10月18日

    Posted by ブクログ

    パリに留学して最初に書いた小論文で、私史上最低の評価を叩き出した原因も、この本にある「型」に則っていなかったことが原因でした。これ、あの頃知りたかったなあ。

    0
    2022年06月14日

    Posted by ブクログ

    フランスでは哲学が必修科目となっていることは周知のことだが、その目的やバカロレア試験でどんな問題が出題されているのかまで知る機会はなかなか無い。そういった意味では、哲学教育の目的からバカロレアでの出題形式、解答の仕方に至るまで細かく解説されており、とても興味深い内容だった。

    特にアメリカ式のエッセ

    0
    2023年11月21日

    Posted by ブクログ

     フランスでは高校の卒業試験で、バカロレア哲学試験というのがあるという。フランスの高校では、哲学を勉強するんだね。

     そういえば、前に内田樹の本でそういう話、読んだ。

     戦後、フランスでも高校で哲学を学ぶことの是非が検討された。

     高校で哲学やんなくていいんじゃない?って。

     そのとき、議論

    0
    2023年01月21日

    Posted by ブクログ

    思考の型をもつことと、型にはまることは別。まずはこの理解が必要。

    そして、答えがそもそもないといわれる時代、自ら問いを探すためのヒントが満載で、有益だと感じた。なぜ、どうして、だとどうなるのか、それ以外では、など手法はさまざま。もちろん著者が説くように、フランスのやり方を日本に単純に導入すればよい

    0
    2022年09月17日

    Posted by ブクログ

    フランスの高校生が受ける哲学の試験、バカロレアについて書かれた書籍。解答は自分の意見を述べるのではなく、相反する立場に立ち、論理的にそれぞれの主張を展開し、最終的な結論に結びつける。フランスではこの哲学の勉強を通して市民をつくるという目的があるらしい。日常の考え方にとても参考になった。

    0
    2022年08月06日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「市民」を育てるために哲学を必修させるというのは、とてもいい理念だと思う。(フランスの歴史や文化という文脈があるからこそ出来ている。)
    バカロレア試験の問いは「はい」「いいえ」で答えられる、クローズドクエスチョンが主流なようだ。本来哲学ではこういったクローズドクエスチョンは危険な問いであると、私は認

    0
    2022年12月16日

バカロレアの哲学 「思考の型」で自ら考え、書く の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

同じジャンルの本を探す