(見えない)欲望へ向けて ――クィア批評との対話

(見えない)欲望へ向けて ――クィア批評との対話

1,155円 (税込)

5pt

4.0

性差や異性愛といった規範が作用する場から見えない欲望を引き出し、新たな解釈を生産すること。本書は、そうしたクィア批評の声に耳を傾けながら、「自分ではない」ものへの同一化による読むことの快楽と、性的な快楽を混線させる試みである。セジウィックの理論や英文学の古典から、ホモソーシャルな欲望、文学共同体の規範を学ぶ快楽、プライヴァシーという概念装置等を縦横に論じるとともに、クィア批評と精神分析の思想的往還を、ジジェク、バトラー、コプチェク、ベルサーニらを読むことで辿った。クィアなるものが含む解放性と固有性のパラドックス、批評的・思想的探究と政治的意味の緊張をも見据えた名著。

...続きを読む

(見えない)欲望へ向けて ――クィア批評との対話 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    人生初のクィア批評にかんする本。絶対に自分には無理だと思っていたから、いちおう通読できたことに驚いている。とはいえ「面白かった」というより「面白そうだった」というのが読後感。正直何が書かれていたか既にほとんど覚えていない。自分よりはるかに頭がいい人が書いた自分よりはるかに上手い文章を読むことの快楽を

    0
    2023年01月21日

(見えない)欲望へ向けて ――クィア批評との対話 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ちくま学芸文庫 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

同じジャンルの本を探す