自分と未来のつくり方 情報産業社会を生きる

自分と未来のつくり方 情報産業社会を生きる

902円 (税込)

4pt

4.3

『モモ』の「時間どろぼう」とプラトンの「洞窟の囚人」が現代を読み解くカギ!? 宮沢賢治にフッサール,デカルトまで飛び出す授業はとても刺激的.情報産業社会を生きる僕たち人間は,昔とどう変わり,これからどうなっていくのか.メディア情報学とフランス思想の研究者である著者が,中高生にやさしく語りかけた特別講義.

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自分と未来のつくり方 情報産業社会を生きる のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年10月03日

    情報メディアをシャットアウトして、自分自身の思考を活動させるタブラ・ラサの時間をつくる。
    また自身の情報取得経路を振り返る。そうして自身を成り立たせている情報の生態系、回路の見取り図を手に入れる。そして現実世界で実際に多くの体験をする。最後に自分なりの表現方法で情報の世界に自身の考えを送り出す事で、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年11月09日

    我々の生きる情報化社会がどのようなものかを高校生向けに説明した本。
    技術的無意識についての話、アナログ技術革命とデジタル技術革命の話、ミヒャエル・エンデの「モモ」の読解など、興味深い内容がいくつもある。

    同じ著者の「新記号論」を以前読み、そちらも大変面白かったが、そこで書かれていた内容がこの本にも...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年04月03日

    中高生に、こんなにスリリングな話しができる大人は、なんてかっこいいのだろう!

    自分の脳が情報過多になっていることには、生理学的に気がついていて、別の部位を働かせることが有効だと思う。例えば運転。


    そしてオフライン!

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    Posted by ブクログ 2011年02月06日

    ジュニア新書は相変わらずジュニア向けでないハイレベルな本を出してきます。
    エンデのモモをベースに議論が進みます。
    最後の章は非常に参考になった。

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    Posted by ブクログ 2012年11月25日

    情報社会到来による影響を社会科学的に書いたジュニア向けの本。わかりやすいけど、書いてあることは非常に意義があって良い。これは大人でも読むべき。

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    Posted by ブクログ 2011年10月22日

    情報化社会に生きる私達はどう生きていけばいいのかを、メディアの問題や情報産業社会の初歩を通して考える本。


    エンデのモモからの引用を多用しているので、まずはモモを見てからこちらを読むと良い。紛れもなく名著である。



    メディアという世界を通した意識や文化産業自体の仕組みを考え出すと恐ろしい事実が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年05月17日

    岩波ジュニア新書の一冊。中、高校生むけの新刊で、私立中学校での課外授業をまとめた。筋は明確ながらも、それなりに難解だとおもう。

     ミヒャエル・エンデの『モモ』を読んでくることが前提ではじまった授業。「時間の貯蓄」、「産業社会で失うノウハウ」、「労働者を消費者にする『フォーデズム』」「みんなが欲しい...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年05月06日

    通読 

    高校生向けの本なのでさくっと読める。
    情報産業社会に生きる僕たちがどうやって未来を作っていくかについて書かれた本。
    資本主義の理念や産業のあり方をギリシャローマ時代の哲学にまで還元して説明しているのは分かりやすかった。

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