ボマーマフィアと東京大空襲~精密爆撃の理想はなぜ潰えたか~

ボマーマフィアと東京大空襲~精密爆撃の理想はなぜ潰えたか~

一晩で10万人以上の命を奪った東京大空襲は、いかにして現実のものとなったのか。精密爆撃のための照準器を発明した天才オランダ人、市街地爆撃に罪悪感を感じないイギリスの司令官。ナパームを生み出したハーバード大の化学者。そして航空機に戦争の未来を夢想した「ボマー(爆撃機)マフィア」こと米陸軍航空隊戦術学校のリーダーたち――それぞれの思惑を通して空前の殺戮の裏側を描くノンフィクション。

...続きを読む

ボマーマフィアと東京大空襲~精密爆撃の理想はなぜ潰えたか~ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    知らなかったことが多くあり、人物の紹介の仕方がうまく、引きこまれた

    この著者が好きなんだと思う

    それしても、2時間で10万人、とは

    それでも、現時点で戦争が続いていることに驚愕する

    0
    2022年12月18日

    Posted by ブクログ

    本書を読むまで、B29は日本の迎撃など相手にしないような高度からやすやすと爆撃を行っていたものかと思っていた。実際には、航続距離ぎりぎりだし、照準器の精度や気流の問題等で高高度からの爆撃では効果を上げることができず、やむを得ず低空から、やむを得ず夜間に爆撃を行ったのだということがわかった。そして日本

    0
    2022年09月23日

    Posted by ブクログ

    精密爆撃から無差別爆撃へ。B29による日本への空襲。なぜ大量殺戮へ発展したのかを描く。

    アメリカ空軍は元々は陸軍。補助兵力だった航空機を主力兵器に。第一次世界大戦の塹壕戦、総力戦への反省から航空機によるピンポイントでチョークポイントとなる工場等の目標を狙う昼間の高高度精密爆撃。戦争による双方の犠牲

    0
    2022年09月22日

    Posted by ブクログ

    終戦が夏ではなく冬まで続いていたら、餓死者が増えていた。マッカーサーは食料を与えた英雄。
    戦争を早く終結するために、夜間低空爆撃を各都市で繰り返す。
    日本人からすれば、アメリカ人の都合のよい言い訳にも聞こえます。

    しかし、東京空襲の慰霊碑がないなど仰るとおりのこともあります。

    こういったことを二

    0
    2022年08月15日

    Posted by ブクログ

    マルコム・グラッドウェルはものすごく好きな書き手だが、これはテーマに対してボリュームが少なすぎ、それだけに単純化が激しい。カーティス・ルメイとヘイウッド・ハンセルをある陣営のそれぞれ代表者に仕立てるには論証が足りていないと思われる。面白いんだけど説得はされなかった。
    それにしても、日本人はアメリカが

    0
    2024年03月16日

    Posted by ブクログ

    ●=引用

    ●フェスティンガーは、このすべてをどう解釈したのだろう? 人は何かの信念に傾倒すればするほど信念のために犠牲を払えば払うほどその信念が誤っているという証拠をますます受け入れがたく感じる。だから信念を捨てたりしない。ますます傾倒するのだ。

    ●ハリスは反発した。ことさらに一般市民を狙ったわ

    0
    2024年02月17日

    Posted by ブクログ

    グラッドウェルとしては引き込まれ度が少なかった 一つ前のTalikg to strager があまりによかったから!?

    0
    2022年12月25日

ボマーマフィアと東京大空襲~精密爆撃の理想はなぜ潰えたか~ の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める ノンフィクション

ノンフィクション ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す