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夏目漱石、ボードレール、丸山真男。悩める少年・永野鉄男が、政治学者・姜尚中になるまでに、一体何があったのか。書物との出会い、それは快楽と苦悩を伴う、新たな旅へのいざないだった。在日二世の論客として発言を続ける著者が、青春期の苦悩をへて政治学者として世に出るまでに精神的支柱となった「座右の書」を厳選。だれもが読んでおきたい5冊の古典でたどる、注目の政治学者の原点。
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Posted by ブクログ
単なるお勧め本の紹介と思いきや、姜尚中先生の成長の歴史でした。今や落ち着いた声で紳士の姿が印象的な先生ですが、学生時代はかなり葛藤していた姿が伺われます。そして夏目漱石がお好きなのがよくわかります。さいごのマックス・ウェーバーのくだりはなかなか難解ですが、姜先生の解説付きで読んでみたら面白そうだと思...続きを読むいます。
姜尚中が影響を受けた書籍の紹介という形を取りながら、 彼の生き様と思想が色濃く描かれている。 その意味では『在日』の補足のような作品ともいえる。 彼の淡々とした、且つ確固たる語り口は、いつものことながら素敵だ。 しかし、この作品を特別にしているのは、 金融危機を見事に言い当てていること。 やはり彼の...続きを読む言葉は信頼に値する。
著者が若い頃に大きな影響を受けた5冊の本についてのエッセイです。取り上げられているのは、夏目漱石『三四郎』、ボードレール『悪の華』、T・K生『韓国からの通信』、丸山真男『日本の思想』、そしてマックス・ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』です。 『三四郎』について語った章では、...続きを読む熊本から上京して絢爛たる消費文化が花開く大都会・東京のありようを目にして著者が屈折した気分を抱くことになり、そうした気分と漱石のメランコリーと重ね合わせた著者の青春時代の思い出が語られます。 T・K生の『韓国からの通信』という本についてはまったく知らなかったのですが、「在日」でありつつ「反共」の立場を選び取った著者の逡巡が語られています。 ウェーバーの『プロ倫』に関しては、現代のグローバルな金融資本主義を、ウェーバーの論争相手だったウェルナー・ゾンバルトの見解になぞらえ、それを「賎民資本主義」と批判したウェーバーの思想を学ぶことで、オルタナティヴな可能性を切り開いていく展望が語られます。
ボソボソとした口調で大きな意見。見た目もスマートで好印象です。ということで買ってみた本。 難しくてよく分からない所もあったけど、頭がいい人は考える事も違うなぁと痛感させられました。また読もう。
[ 内容 ] 夏目漱石、ボードレール、丸山真男。 悩める少年・永野鉄男が、政治学者・姜尚中になるまでに、いったい何があったのか。 だれもが読んでおきたい5冊の古典でたどる、注目の論客の、青春の軌跡。 [ 目次 ] 第1章 TOKYOが何だ!―夏目漱石『三四郎』(龍田山と三四郎池 「東京は太かねぇー...続きを読む」 ほか) 第2章 光栄ある後衛になる―ボードレール『悪の華』(魔の季節十七歳 「死」を垣間見る瞬間 ほか) 第3章 歴史は後戻りしない―T・K生『韓国からの通信』(命がけの記録 日本とアジアが動いた一九七〇年代 ほか) 第4章 すれっからしはブレない―丸山真男『日本の思想』(唯一の「入門書」 『日本の思想』の書かれた時代 ほか) 第5章 資本主義はどこへゆく―マックス・ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(もみの木の木陰にたたずむ墓 「意味」へのこだわり ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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