幽玄の絵師―百鬼遊行絵巻―(新潮文庫)

幽玄の絵師―百鬼遊行絵巻―(新潮文庫)

693円 (税込)

3pt

3.3

都の闇に跋扈する、人ならぬもの鬼の如きもの――。妖異が見える異能の絵師土佐光信は、将軍足利義政から、人心を惑わす妖物の正体を解くよう命じられる。御所をさまよう血塗れの女や、禍々しい「呪詛屏風」、影を喰らうものや、人の泣き声を餌にするもの。将軍の心に取り憑き、裏から世を操る「鬼」……。光信が怪異の謎を突き止めたとき、真に怖ろしいのは妖物か人か――。室町ミステリー。(解説・細谷正充)

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幽玄の絵師―百鬼遊行絵巻―(新潮文庫) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    風の段/花の段/雨の段/鳥の段/影の段/嵐の段/終の段

    将軍 足利義政に仕える絵師土佐光信。
    人の目に見えないものを目にしながら、将軍の命により怪異を解いていく。淡々と

    0
    2022年05月12日

    Posted by ブクログ

    【2023年116冊目】
    他人には見えない妖が見える絵師、光信。幼少期から絵師として育てられた彼は、壺に、屏風に、鯉と、ありとあらゆるものに魅せられます。本人は解決しようという気持ちで挑んでいるわけではなさそうですが、結果として難題を解決する建付けで、全7篇の短編からなっています。

    時は室町時代、

    0
    2023年09月29日

    Posted by ブクログ

    時は室町時代。
    8代将軍足利義政の世である。

    世は乱れに乱れ、大名は戦に明け暮れ、人々は度重なる天変地異にも翻弄され、その日一日を過ごすので精一杯。
    しかし、将軍は自らの殻に閉じこもり、作事、作庭に明け暮れる。
    一歩外に出れば、餓死した民が山ほどいるというのに。
    そんな中、絵師の土佐光信は怪異に出

    0
    2023年07月02日

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