コスメの王様

コスメの王様

1,584円 (税込)

7pt

東洋の化粧品王は、いかにして誕生したか。

「ほんまに、きみが愛おし!」
時は明治の世。秀才ながらも、山口の家族を支えるため進学をあきらめ、単身神戸に出てきた少年・利一。牛より安い値段で花街に売られてきた少女・ハナ。神戸の花隈での二人の出会いは、やがて日本の生活をも一変させる発明、大ヒット商品誕生へとつながっていく。そして、幼い日に誓い合った約束の行方は?
産経新聞連載時から大反響! 明治・大正・昭和の激動期を、「真心」の製品作りと斬新な宣伝手法を武器に乗り切り、大阪で100年を超える会社を創業した“東洋の化粧品王”と呼ばれた男の一代記!

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コスメの王様 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年11月02日

    順風満帆なところで終わらず、そう来たか最高かよと唸らざるを得ない。
    アーサーの正体、ハナの本音、どれも心揺さぶられるものでした。

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    Posted by ブクログ 2022年08月26日

    いや~久々に一気読みしました。
    理屈抜きで面白かった。
    いわゆるサクセスストーリー、語りつくされてきた感はあるものの、舞台が1900年初めの神戸、外国との交流も盛んで、おしゃれ、流行に敏感な人たち、そんな中の花街でさえ他とはちょっと違う。

    秀才ながらも、家族を支えるため山口から出てきた少年。
    牛よ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年08月01日

    真心と、毎日が吉日。
    決して狂うことなく。怒りすぎず妬みすぎず、感情を出しすぎない。

    私も自分のお教室を開いたら、大切にしようと思わされる内容ばかりだった。

    ちょっと切なかったけど、最後はハッピーエンドでよかった。

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    Posted by ブクログ 2022年05月20日

    面白かった!
    明治時代に花街に売られたハナとやはり貧しく生きてきた利一の出世話。
    利一の身体に良い化粧品をの思いがトントンと大きな企業となっていく。
    それを支えたハナも花街では出世するが…
    明治から昭和へと難しい時代を生き抜いた人達の心意気が心地良かった。

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    Posted by ブクログ 2024年04月17日

    ハナと利一のひたむきに生きている姿に胸を打たれる。
    利一には実在のモデルがいるとのこと。物語はもちろんフィクションだけど、こんなふうに事業に情熱を注ぐ人たちがいたのだろうなとこの時代に思いを馳せた。

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    Posted by ブクログ 2024年02月12日

    時代背景的にわかってはいるけれど、仕事を成功させる→戦争が始まってすべてを失っていく過程が辛かった。人も、工場も。前半の成功する過程までのところはすごく爽やかなお仕事小説で、ここまでで胸に留めておきたかったというか。
    そしてわりとコスメが好きな私でも、この会社を知らなかったことに少しショックをを感じ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月01日

    お互いに惹かれ合う2人になんの障害もなさそうなラブストーリーかと思いきや急展開!
    ハナの人生をもっと深掘りして欲しかった。

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    Posted by ブクログ 2023年05月13日

    戦前の大手化粧品会社である中山太陽堂を創立した中山太一をモデルとした小説

    恋愛小説でもあり大正、昭和の経済社会を学べる最高に面白い本だった

    関西がメインで神戸の地名も沢山出てきて親しみやすかったけど、テンポは良くは無いから読みずらさは少しあった

    長男として家族を支えるために休む暇もなく働き続け...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年01月16日

    神戸花隈の芸妓とハート化粧品の社長利一。2人の幼い頃からの出会いからその後の紆余曲折が波乱万丈で面白い。実話が元にあるのでリアリティがある。真心を武器に一代で築き上げたコスメの王様のなり様も目が離せなかったけれど、ハナが1人の女性として自立しようとしたところに感動した。

    0

    Posted by ブクログ 2023年01月03日

    可愛い表紙に反し、ガッツリ偉人伝。
    実在のモデルを調べてみると、
    本当に美形だった。

    それにしても、やっぱり働くなあ。
    このタイプの話を読んで最初の感想は
    だいたいコレ。
    自分にはここまでの情熱がないから、
    ちょっと羨ましくなる。

    0

コスメの王様 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    小学館
  • ページ数
    344ページ
  • 電子版発売日
    2022年03月15日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

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