近世日本の訴訟と法

近世日本の訴訟と法

8,855円 (税込)

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【内容紹介・目次・著者略歴】
本書は、新発見の幕府評定所民事判例集を素材にして享保改革期における金銭債権保護の特質を明らかにするとともに、「〈伺・指令型〉司法」、「秘密法・問答法・くり返し法など法の特殊な存在形態」、「民事司法における金銭債権の特異な取扱い・内済に対する江戸人の評価・裁判機関に持ち込まれた民事紛争の終わり方」、「刑事司法における〈無罪〉の多発・日本的特質の連続性論」、「行政庁への訴願の訴状・手続」など、多方面に亙り江戸時代の訴訟と法の実態に迫った著者渾身の作。

【目次より】
目次
序論
第一編 総論編
第一章 伺・指令型司法
第二章 法が生まれるとき
第二編 民事編
第一章 江戸幕府評定所民事判例集と相対済令
第二章 「金公事」債権の保護
第三章 内済と裁判
第四章 「出入」の終了
第五章 判決が出たあと
付論 書評・神保文夫著「江戸幕府出入筋の裁判における本公事・金公事の分化について」
第三編 刑事編
第一章 刑事裁判と「無罪」
第二章 「精密司法」と江戸幕府の刑事手続
付論 書評・山田勉著「延岡藩の刑事内済」
第四編 訴願編
第一章 訴願と訴状
第二章 訴願の手続
結論
あとがき
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大平 祐一
1946年生。法政史学者。東北大学法学部卒。同助手、立命館大学法学部助教授、同教授を経て、立命館大学法学部特別任用教授。専攻、日本法制史。
著書に、『「日本型社会」論の射程』(共著)『目安箱の研究』『近世日本の訴訟と法』『近世の非合法的訴訟』などがある。

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