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日本でいちばん「躍進」している公立高校の校長が、自らの教育論を縦横無尽に語る。「すべては君の『知りたい』から始まる」というモットーを掲げ、2002年、国公立大学合格者をひとケタから一挙100人以上に。「教育はサービス業、生徒はお客さん」と公言する、その実践例を公開。かつては組合の「闘士」だった熱血校長の、自伝かつ決意表明の一冊。公立校変身の秘訣やアドバイスが満載。
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Posted by ブクログ
新しい組織を作るワクワク感に圧倒されました。自分もこんな組織で働いてみたいと思いました。一気読みしました! (最後のほうは無理に小ネタを加えた印象も。)
堀川の奇跡がよくわかった 目標を立てることが大切で目標から逆算して計画を立てていくが目標そのものも評価の対象となる 多様な生徒に対応していくには教師も多様じゃなければいけない一枚岩であってはいけない バラバラでもいけない すべては君の知りたいから始まる
「木は光をあびて育つ、人は言葉をあびて育つ」まさに心に響く言葉です。熱い心と強い信念を貫かれて学校改革に取り組まれた荒瀬先生の生き様が、手に取るように伝わってくる素晴らしい書物です。人を育てることの真髄とも言えるのではないでしょうか。
京都市立堀川高校のキセキ。 国立大学合格者30倍の秘密。 学校は「与えられる」ところではなく 自分から「学びにいく」ところである。 本を読んでいて、何度も鳥肌がたった。 きっとここに書かれていることが全てではないにしろ・・・ この"環境”にいる生徒は幸せだなっと感じた。 「こんな学...続きを読む校に通いたかった」 そして 「こんな学校に子どもを通わせたい」 合格実績よりも 子どもの"想い”を汲み取って それを認め、実践させてくれる場所であり 仲間とともに成長し、見守ってくださる教師がいる。 最高の"環境”だと思った。
「すべては君の『知りたい』から始まる」 私立学校至上主義の京都の地で公立高校改革が行われた。 1つは府立高校の嵯峨野高校 もう1つは市立高校の堀川高校 この本は,後者の堀川高校の校長がどういう理念のもと,どのような改革を行ったかが細かく書かれている。 教職履修者・全国の学校教員は是非とも読まな...続きを読むくてはイケナイ本。 堀川の奇跡。と表現されるように大学合格実績急上昇。 2001年の国公立大学合格者6人から翌年は106人,2004年には180人と豹変している。 表面上は,この数字が表歩きしているが,堀川高校は学業ばかりを優先させているわけではなく,「人間を育てる=全人教育」を行っている。 学業の時間はキッチリと確保するが,他校のように学校行事を減らすことはしない。 高校生という,何事も楽しく,爽やかな様子が鮮明に描かれている。教育とは何か。を考えさせられる一方,いじめ,履修漏れに代表される現代の教育問題を読み解く。
京都の市立堀川高校の校長先生。 本題を見ると、ものすごい「進学校」なのかとおもいきやものすごい生徒が生き生きと過ごしているのがわかる。 学びの理想がここにはある気がする。 生徒にとってこれほど充実した学びを感じれる3年間はないんじゃないだろうか
公立高校復権の理由は、やはり、先生方の熱意と明確な展望ですね、こんな高校の生徒となることが羨ましい、と、思える本でした。 P44 教員は変わらないが、研修を重ねて個人の力を磨く努力と共に、情報を共有し、困ったことが起きた時には、 関係者全員が集まり、問題を共有し、整理する。 そして、一人が判断を...続きを読むし、責任者の所在を明らかにする。 P45 お手本は、歴史の中に。 ・実証されている技術だけでつくる と、された新幹線をつくった島秀雄さん P78 生徒たちが追う、2兎 ・大学受験に必要な学力を身に着ける事 と ・大学入学後の研究に向けた能力や姿勢を養うこと ・自在に英語を話せること と ・大学入試の英語を解けること ・知識習得型の学習 と ・課題探求型の学習 ・よく遊ぶ と ・良く学ぶ P85 本当のゆとり教育 生徒たちが失敗したとしても、試行錯誤を始める。 でぐちが見えない状態で「悩み」や「惑い」を経験する 見ている方は、ちょっとまどろっこしい。 でも、そういう時間を丁寧に段階を踏んで 見守っていくこと ひとりでなく、グループやクラス全体で 取り組むことも大切。 自分の言っている事がなかなか伝わらないという 「ままならぬ思い」 や 場合によっては「傷つく」とか「小さな挫折」 があったとしても、守られている中での 傷つきや挫折は成長期に重要な意味を持つ。 この時間を十分に生徒に使わせること このゆとりの時間から、 生徒に様々な見えない力をもたらす。 ・時間の管理 ・復元力 ←レジリエンス、とっても大切。 ・耐性 P87 メディアリテラシー ・受け取る力 ・考える力 ・判断する力 ・表現する力 P89 堀川高校が求めている生徒 ★幅広い言語能力 ・日本語の活用能力 ・英語の活用能力 ・数学的な論理の構築力 ・それらを使った総合的な能力 P112 探求基礎は、 「知の技法」の影響を強く受けた P140 希望大学 ・やりたい。 そこに入って、この勉強がしたい。 その思いと適切なアドバイスがあれば 相当不可能に見えることも可能になる。 何をしたいかが分からなくても、 自分の可能性に挑戦してみようという 気持ちさえあればいい。 P177 人は言葉を浴びて育つ P180 少しだけ知っていることと、 まったく知らないことは全然違う。 P186 大事なのは、 「受容されている」あるいは「共感されている」 子ども時代に親や周囲に認められることは、 その子の大きな力となる。 子どもは、自信をもって 自分の道を歩んでいくことが できるようになる。 p192 キレないために、考えることを習慣づける為に ・「手の働き」が非常に大きい。 ・生徒たちがノートに書くのも、「手を使う」 大切な表現 ・先生の板書を写すだけではない、 生徒自身の試行錯誤の場所 中学生や高校生になると、 授業を聞いて思ったこと、考えたことは、 走り書きでもノートに書きつけておくことが大事 P197 教育スパン ・一年を思うものは、花を育てよ ・十年を思うものは、木を育てよ ・百年を思うものは、人を育てよ 高校の教員は、3年間と言うスパンで 生徒たちの成長を見守らなければならない。 答えを急ぎすぎるきらいのある、今の教育現場。 P204 失敗 ・3年後に大きく高く羽ばたいていくために いくら失敗してもいい。 教員が絶対に生徒を支え、 たとえ傷ついても癒す時間と場所がある。 ・学校は学びの場 ・学校は小さな社会 ・学校は楽しいところ
NHKの「プロフェッショナル」をみて荒瀬さんの考えにもう少し触れたくなった。読み物としてはそんなに面白いものではないが一度読まれることをお勧めします。内容は「教育論」であり「企画力とは」であり「リーダーシップ論」であると思えます。
高校生の様に胸が熱くなる。知的好奇心がくすぐられる。すべては君の知りたいから始まる。新しいことをするときは、既存の技術を見直せ。本物を見る、触れる、感じる。とても、おもしろい。
わずか数年の間に、国公立合格者数ゼロが、京大30人合格の高校に。 知識集約型の指導とともにカリキュラムに組まれている、課題発見型の授業。 自分の興味からテーマ設定し、資料を集め、発表する。 理系の生徒には本格的な実験室も用意されている。 高校の段階でゼミが行われるのも特徴。 自分が今習っていることが...続きを読む、実際の学問に役立つことを実感すると、 もっと知識が必要だということを実感するし、 学ぶことの本当の楽しさを発見できる。 今の多くの高校は、大学入試のハードルの高さゆえに、 とにかく盲目的に知識を詰め込ませ、指導領域を消化させようとしてるけど、 おそらく、その知識が必要だということを生徒に認識させないことには、 学力は低下する一方だと思う。 受け取り、考え、判断する。
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奇跡と呼ばれた学校 国公立大合格者30倍のひみつ
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荒瀬克己
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