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いま日本の一部ビジネスエリートや高学歴層のなかで、極小の国家と最大の自由を目指す人びとが、確実に増えている。その名は「リバタリアン」。「日本史より世界史を教えろ」「福祉は国による強奪である」などの主張の背後には、人間の欲望への深遠な洞察と、自由への限りない憧れがある。「リバタリアン」の思想を理解してこそ、日本の将来が浮かび上がる。右翼でも左翼でもない「リバタリアン」への格好の入門書。
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Posted by ブクログ
リバタリアンとは、他者の権利を損害しない限り、各個人の自由を最大限尊重しようとする思想のことです。 アメリカでは、大人気の思想のようで、熱狂的に支持する人や政党までも存在しています。 民間に任せることをできるだけ進めていくという点では、フリードマンやハイエクから影響を受けている思想だとも言えます。 ...続きを読む この本は、入門書的役割を果たしていると思います。
活字中毒で駆け込んだ本屋で見かけて購入。 自分は政治的には反全体主義ということで、リバタリアンに近い。といってもマジメに省察しているわけではないので、啓蒙書は参考になります。
読みやすい文体で書かれたリバタリアニズム入門。説得力には欠ける。リバタリアンについてはもっと色々読んでみたいですね。
[ 内容 ] 「国がそこまで口出しするなよ」「そんなの個人の自由に任せればいいの」一日に3回以上、そう考えるあなたは、リバタリアンの素質、十分である。 日米の勝ち組エリートの多くが、実は密かに支持する「リバタリアニズム」。 その実像を、気鋭の学究が懇切丁寧に解説。 [ 目次 ] 1 日本の政治の現...続きを読む状とリバタリアニズム(小泉構造改革の勝利とリバタリアン;「小さな政府論」の背後にあるもの ほか) 2 リバタリアンな社会とは(現代国家の役割;古典的リベラリズムの変質 ほか) 3 リバタリアンの倫理(リバタリアンは身勝手な人たちなのか?;慈善活動は自発的に ほか) 4 国家の起源とアナーキズム(ダーウィン以前の社会哲学の曖昧な前提;ではいったい利他性はどこからくるのか? ほか) 5 社会契約説を再考する(税を払わない永遠の旅行者;日本の財政破綻で日本脱出 ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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