ヒトラー 虚像の独裁者

ヒトラー 虚像の独裁者

1,276円 (税込)

6pt

4.0

ヒトラー(一八八九─一九四五)とは何者だったのか.ナチ・ドイツを多角的に研究してきた第一人者が,最新の史資料を踏まえて「ヒトラー神話」を解き明かす.生い立ちからホロコーストへと至る時代背景から,死後の歴史修正主義や再生産される「ヒトラー現象」までを視野に入れ,現代史を総合的に捉え直す決定版評伝.

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ヒトラー 虚像の独裁者 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年05月15日

    読む前にドイツの近現代史をさらっておくことをおすすめします。読んだ後になんとも言えない徒労感のようなものが残りました。

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    Posted by ブクログ 2021年10月07日

    ヒトラーをどのように捉えればよいか。政治手法、社会構造。現在の捉え方、これからの捉え方に対する警鐘も感じ取れる。

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    Posted by ブクログ 2022年01月08日

    ヒトラー関する歴史学的な徹底検証がなされている。歴史は曲解されがち。ファクトに忠実でありたい。

    (vページ)
    神話や過大評価に踊らされぬよう、できるだけ正確な事実にもとづくヒトラー像を分有することが、あらためて要請されているのではないだろうか。

    0

    Posted by ブクログ 2022年10月16日

    ヒトラーという人物について、何者でもなかった若年期からその生涯を追い、過度な神格化や悪魔化をされがちなヒトラーの「正体」を見極めていく本。
    様々な伝説や喧伝、はたまた罵倒や悪評に埋もれがちなヒトラーの等身大のラインを浮き彫りにしていく本と言えるだろう。
    ヒトラーの歩みに合わせて、自然とドイツ第三帝国...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年07月23日

    副題が「虚像の独裁者」とあるように、彼の支持者またはアンチが作り上げてきたヒトラー像を一枚一枚はがしていくような印象を受けた。新書でありながらしっかり読み込めた。

    彼のような独裁者は時を超えてまた生まれてくる可能性はある。私たちは、カリスマの巨像の部分にも目を凝らして立ち上がる勇気をもつことが重要...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月21日

    ヒトラー個人に焦点を絞った伝記と思って手に取ると肩透かしを食らう。ヒトラーと同時代のドイツ史でありながら筆の濃淡が大きく、著者の関心のない日独関係などはほとんど閑却される。「おわりに」から読み進めることをおすすめする。
    あと、聞き慣れないドイツ語の名詞や人名が頻出するので、巻末に索引を用意してほしか...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年08月29日

    あの独裁者がどのようにして生まれ、そしてこの世を去っていったのか。コンパクトに要点がまとめられ、よく理解できた。そして今から何年後かに、あの侵攻国の独裁者も同じように語られるのであらう。

    0

    Posted by ブクログ 2022年01月01日

     本屋で新刊として平積みされていたので、購入したが、最後に2ページほどの「新あとがき」が追加されただけの新刊だった。

     ただ、読んで良かった。なぜホロコーストなんて起こったのか、この本を読むと、現在こそファシズムやホロコーストが再現されるおそれがある時代だと思う。
     ドイツ人より画一的な忖度社会で...続きを読む

    0

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