新訂 徒然草

新訂 徒然草

1,243円 (税込)

6pt

『徒然草』の面白さはモンテーニュの『エセー』に似ている.そしてその味わいは簡潔で的確だ.一見無造作に書かれているが,いずれも人生の達人による達意の文章と呼ぶに足る.時の流れに耐えて連綿と読みつがれてきたこのような書物こそ,本当の古典というのであろう.懇切丁寧な注釈を新たに加え,読みやすいテキストとした.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

...続きを読む

新訂 徒然草 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年05月24日

    吉田兼好@tsuredure_bot1さんのツイートに触発されて、読んでみた。もう最高。もちろん、高校の授業でも読んでるんだけれど、こんなに面白い本だとは知らなかった。
    人間って、兼好法師の時代からちっとも変わってないんだということがよくわかる。それは、ちっとも賢くなってない、ということだけじゃなく...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年06月04日

    古紙回収待ちの山から救出した物。本格的に始めるまでに、かなりの段、気の向くまま拾い読みしてきた。そのようにして尚、度毎得る処のきっとあるのが先ず佳い。
    編者は此の草を上下の二段に分けて解釈する。上は三十路、やや間をおいて下は四十路の身空が為したもの、という次第。指摘されてみると確かに境地に変化は明ら...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年01月15日

    日本語、そして著者の思想の奥深さを感じる。何年、何十年、何百年経とうとも、人の心というのはそうは変わらないのだなぁ、と感慨深い気持ちになった。考えさせられるところが多く、一度読むだけでは到底理解が及ばない。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    自分が持っているのは,まだ以前のもの。検索ヒットしなかったのでこちらで選択。
    古文の教材としてのイメージが強いが,本来はもっと愛されるべき書物だと思う。
    美しい日本語に会いたい時に・・・

    0

    Posted by ブクログ 2023年06月24日

    桜は満開だけを見るものではない。花咲く前の桜のつぼみの枝、散った後の花びらが残る庭にも趣がある。月は満月だけを見るものではない。雨の空に隠れた月にも趣がある。

    手紙を書くとき、字が下手でも、代筆なんてさせず、自分の文字で遠慮なく伸び伸びと書け。▼何かを身に着けたいなら、笑われてもいいから、下手なう...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年01月06日

    2016.1記。

    初めて通読。
    これはまさしく昔のツイッターというかSNSみたいなものだな、と。もちろんリアルタイムで回覧されていたということではないだろうが、一言言わないと「腹ふくるる」ことを書かずにはいられない、という感じ。

    読む前はもっと仏教思想に裏付けられた静かな心境を語っているのかと思...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年02月23日

    地位や名声を追い求める事に興味がない。きらびやかな高級品で着飾る事に興味がない。
    何物にも心を惑わされず、ひとりゆっくりと本でも読んでいたい。
    そんな事を思うかたなら、「徒然草」を楽しく読めると思います。

    かしこい、愚か、善い、悪い、そのような人が人に
    下す評価は絶対ではなく、すぐに消えてしまうも...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年11月26日

    べたに徒然草が好きです。
    古文を読む能力が著しく低下している今、内容をどれだけ正確につかめているかは謎です(笑)。下手の横好き。まさにその言葉のとおりです。

    古典の場合は、いろんなところから出版されていて選ぶのが楽しい。
    岩波文庫は訳はなく、注にて解釈がある程度。(解釈がほぼ訳となっていることもあ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

     「つれづれなるままに―」という書き出しはあまりにも有名です。この序段を含め、全部で244の短いお話から成っています。内容は様々で、筆者の人生観を語ったものから当時の習慣を記録したものまで多岐に渡ります。
     古文は難しそうという印象をお持ちの方も多いでしょうが、所詮日本語です。もちろん全部を理解する...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年04月14日

    いい日記。この時代のこの位の人が普段何を思い、行動していたかがよくわかる。
    勿論文章も秀逸。
    自分の日記が未来にこのような形で公開されたら、どうなるか?
    きっと笑われるな。
    ま、日記書いてないけど。

    0

新訂 徒然草 の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

岩波文庫 の最新刊

無料で読める 雑学・エンタメ

雑学・エンタメ ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す