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Posted by ブクログ 2022年08月20日
「ファイトクラブ」などの代表作の著者が書いたカルト宗教にまつわる小説。
ファイトクラブでわかるようにその作風はタブー無しの胸糞悪くなるような内容を含むが、不思議と人を引き付ける。
この本も同様。
小説はハイジャック犯の独白から始まる。
その犯人は自分たちで閉じたコミュニティを形成するカルト宗教で生...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月30日
著者は、『ファイト・クラブ』で有名なチャック・パラニューク。『ファイト・クラブ』(1996年)の次(1999年)に発表された作品。長らく絶版となっていたが、『ファイト・クラブ』に続いてようやく新訳版が発売されたので、この機会に手に取ってみた。
「ハイジャック犯の男が、墜落間近の機内でブラックボック...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月19日
カルト宗教の最後の生き残りが自身の半生を独白します。
わずか三分半の差で長男になり損ねたことで、彼は教義により、子を成せず教会の奴隷として労働に一生を捧げ、何者にもなれない、と決めつけられていたはずでした。
しかし、彼は教会の生き残りになってしまう。
ケースワーカーとエージェントを得てしまう。
予言...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月10日
世間への風刺や自分を縛り付けていたものからの解放みたいなものをテーマにした話なのかな。自分みたいに物語としてラストに爽快感を求める人には少し面白さを理解するのは難しいのかもしれない。でも冒頭に主人公が自分を「さまよえるオランダ人」に例えたのがすごく気になる。ファーティリティが主人公を愛してあげられた...続きを読む
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