ささやかな背徳

ささやかな背徳

ある日突然、カロラインのもとに結婚話が舞い込んだ。悪名高いラザフォード伯爵が妻を探しているという。聞けば、彼は余命いくばくもなく、すぐに跡継ぎが欲しいらしい。何より金が必要なカロラインは、一も二もなく立候補した。相手が希代の放蕩者でも、結核に苦しむ弟のためなら、どんなひどい扱いを受けても我慢するつもりだった。だが、面接と称する場で初めて顔を合わせたとき、伯爵のあからさまな質問と執拗な視線に、カロラインは心底当惑した。

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ささやかな背徳 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2011年05月29日

    微妙なところで☆3.5くらいの気分なんだけど。
    余命わずかな放蕩者の伯爵×家族を守りたい女性(亡父は侯爵の次男)。時代はヴィクトリア朝。原題は "A Rose at Midnight" で、何故こんな邦題がついたのかは謎。
    設定がかなり面白い。また横暴男の話が多いロマンス小説のな...続きを読む

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