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日本では4人に1人が不眠症と言われ、睡眠薬の消費量世界一。悩みがあれば眠れないのは当然なのにすぐ処方され、自然に眠りが浅くなってくる高齢者への処方もごく一般的だ。ある報告書では、医院経営のメリットとして「常用量依存を起こすことにより、患者が受診を怠らないようになる」と挙げているように、薬漬けにして利益を得ることは当たり前のことになった。副作用が少ないとされているが、実際には依存性があり、飲み始めると止めることが難しい。「ゲートウェイ・ドラッグ」と言われ、睡眠薬をきっかけに、うつ病に発展していくことは一部では知られている事実である。では、どのような危険があるのか。市販の「睡眠改善薬」と処方される「睡眠導入剤」の違い、日本人と睡眠、製薬会社と薬の歴史、薬を飲まない・減らすようにするにはどうしたらいいのか、を詳しく解説する。 ★★本書は、2016年刊行のPHP新書『睡眠薬中毒』を加筆・修正したものです。
...続きを読むPosted by ブクログ 2022年10月22日
私の精神科との付き合いは10年以上に渡る。
そのきっかけが不眠であり、睡眠薬だった。
「酒よりはマシ」と何の深い考えもなく10年以上も服用してきた事に、この本を読んで驚きを感じ、恐ろしくなった。
この様な現代精神医学を問題提起するような情報がもっと出てきても良い。
大事なのは、自分の意思で自分で考え...続きを読む
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