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首都マドリードを本拠地とするレアル・マドリードと、スペインから独立の気運さえあるカタルーニャの熱狂的ファンに支えられクラブ以上の存在と言われるFCバルセロナ(バルサ)は十九世紀末の創立以来、サッカーにとどまらず激しく対立してきた。スペイン近代史、民族問題ともからむ両チームの百年以上にわたる憎悪と反目の歴史・構造を、判定・移籍等でもめ、社会問題にまで発展することもあった試合・事件とともに活写。
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Posted by ブクログ
・1914年バルセロナ、ジロナ、タラゴナ、リェイダの合同体がカタルーニャ自治体連合を確立。 自治政府ではなく、あくまでも行政上の連合体だったが、スペイン王位継承でバルセロナが支持したハプスブルク家がブルボン家に負けて以来、カタロニア語の使用すら禁止されていたので、政府回復の第一歩として重要だった ・...続きを読む1919自治憲章案を中央議会に提示するが却下される。カタルーニャ人は19c末スペイン随一の工業地域となったが、英国製品に質、値段で敵わず、国内産業育成のための保護貿易を主張。 これにより、国民から「自己中心的」「金の亡者」とのイメージが出来上がった
全世界のサッカーファンが注目する一戦、エル・クラシコ。レアル・マドリーとバルセロナの試合は単なるサッカーの試合という以上の熱がある。そこには複雑な背景があった。本書は両チームの因縁、確執の要因を歴史的な流れに沿って解説する。 バルセロナがあるカタルーニャがフランコ政権から弾圧を受けていたことが、...続きを読むバルサとレアルの因縁の最も大きな要因ということは知ってたが、具体的な事例、人物などを見ることでより鮮明に理解出来た。
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レアルとバルサ 怨念と確執のルーツ スペイン・サッカー興亡史
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田澤耕
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