鷺の墓

鷺の墓

704円 (税込)

3pt

3.7

藩主の腹違いの弟・松之助警護の任についた保坂市之進は、周囲の見せる困惑と好奇の色に苛立っていた。保坂家にまつわる因縁めいた何かを感じた市之進だったが……(「鷺の墓」)。瀬戸内海の一藩を舞台に繰り広げられる人間模様を描き上げる連作時代小説。「一編ずつ丹精を凝らした花のような作品は、香り高いリリシズムに溢れ、登場人物の日常の言動が、哲学的なリアリティとなって心の重要な要素のように読者の胸に嵌め込まれてくる」と森村誠一氏絶賛の書き下ろし時代小説!

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鷺の墓 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2013年06月26日

    いくつかの短編が、どこかしらで繋がっている。
    最初はやりきれない話が続いていたが、最後の最後にほんわかとなった。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ある藩を舞台にした連作小説。一話一話主人公は違うのだが、どこかで一つ前の話とつながりがある。最初と最後だけ同じ主人公。続きもあるといいなあ。

    0

    Posted by ブクログ 2021年09月09日

    瀬戸内のある小藩を舞台にくりひろげられる人間模様を描いた、連作短編時代小説

    《鷺の墓》
    保坂市之進は、藩主の腹違いの弟・松之助君の護衛を申しつかる。ある日、松之助君の生母は、市之進の実母だと聞かされ・・
    《空豆》
    栗栖又蔵は、妻を亡くし姪の芙岐と暮らしている。芙岐の実家では、芙岐に栗栖を継がせて、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年04月08日

    ある藩を舞台にした連作短編。市之丞いい奴。自分は一体何なんだったんだというやりきれなさがよくわかる。ラストがいい。幸せになれ。

    0

    Posted by ブクログ 2016年07月30日

    瀬戸内の架空の藩を舞台に、若い下級武士を描く連作短編です。
    設定が藤沢さんの海坂藩ものを思い起こさせます。話の流れもどこか似た感じです。そのためか、どうしても藤沢さんと比較してしまいます。多分、私が藤沢さんを読み過ぎてるせいでしょうね。
    そういう目で見ると、キツイ言い方になってしまいますが、藤沢さん...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年06月13日

    初、今井絵美子。瀬戸内の一藩を舞台に繰り広げられる人間模様を描き上げる5編の連作時代小説。表題作《鷺の墓》藩主の腹違いの弟・松之助警護の任についた保坂市之進は、周囲の見せる困惑と好奇の色に苛立っていた。保坂家にまつわる因縁めいた何かを感じた市之進だったが…。家臣の妻に懸想する暗君な藩主を家老・重役が...続きを読む

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