伝えたいことをきちんと伝えるために――will と be going to 、冠詞の a と the 、現在完了形と現在完了進行形、過去形と過去完了形、think と suppose など、日本人がその使い分けにおいて最も間違えやすい文法事項に焦点を当て、ネイティブスピーカーと可能なかぎり正確なコミュニケーションをはかるための、考え方の基本を提示します。
好評『ここがおかしい日本人の英文法』の第2弾。今度は、受動態・形容詞・副詞編です。Jack is loved by Jill.のような受動文はなぜ不自然か。「美しい自然」とは言えてもbeautiful natureと言えないのはなぜか。I'll call you later.とは言えるのに、I'll see you two hours later.とは言えず、I'll see you in two hours.としなければならないのはなぜか。fairly, quite, rather, prettyは一体どれくらいの「程度」を表わしているのか――あなたは自分が思っているほど、「わかって」いないかもしれない。