精神病とモザイク -タブーの世界にカメラを向ける

精神病とモザイク -タブーの世界にカメラを向ける

1,540円 (税込)

7pt

精神障害者とその世界に肉薄し、国際的に高い評価を受けたドキュメンタリー映画『精神』の監督による精神障害論・メディア論。数多くの精神科患者と向き合うなかで感じた日本人のこころの問題、制作・公開をめぐって直面した日本社会のタブーを語る。

※本電子書籍は同名出版物(紙版)を底本として作成しました。記載内容は、印刷出版当時のものです。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。また、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。

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精神病とモザイク -タブーの世界にカメラを向ける のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    映画『精神」を見て読んで、そして数年経ち、映画『精神0』を見るという今。山本先生の一貫した佇まいに感動する。そして勇気付けられる。

    0
    2020年07月17日

    Posted by ブクログ

    “精神科”
    ストレス社会の中、この病気に対する偏見は少なくなってきていますが、それでも“精神科”について話すときは一段声が低くなります。そんなタブーの世界にカメラを向け、トキュメンタリー映画を撮った監督がいます。
    作り手の意図を観る人に刷り込まないように、テロップ・ナレーション・BGMを排除した「観

    0
    2019年01月17日

    Posted by ブクログ

    映画「精神」と合わせて。
    正気と狂気の境目がわからんとずっと思っていたが、なるほどスロープか。
    境目なんかなかったのだ。
    斉藤先生の「病院に近づかない方がいい」に共感。
    病院と美容院は苦手やわ。

    0
    2013年08月27日

    Posted by ブクログ

    感想代わりに、著者あとがきより。

    ちょっと効率が悪くてもいいから、大荷物を抱えた僕や、逆方向に進む人、立ち止る人、身体や精神に障害のある人が、冷たい眼差しを受けずに、自分のリズムで堂々と歩ける駅なら、社会ならなあ、と思う。主流から脱落しても、「別の生き方があるさ」とへっちゃらでいられる世のなかにな

    0
    2011年08月11日

    Posted by ブクログ

    タブーを扱っているけれども
    彼そのものは決して興味本位でないところに
    注目してください。
    そう、著者自身も精神に一時的な
    異常をきたしたことのある「経験者」でもあるのですから。

    ドキュメント映画の
    何たる蚊、究極を見せ付けてくれる作品です。
    一部患者さんの内容には
    本当に強烈なものを含む人もいます

    0
    2019年01月16日

    Posted by ブクログ

    映画「精神」の作成にまつわる話や後日談.
    精神障害者をタブー視しないことの陰と陽の部分について.
    映画の内容について言及されている部分が多いので映画を見てから読んだ方が楽しめると思います.

    0
    2013年02月14日

    Posted by ブクログ

    山本先生との対談が印象深かった。
    先生の、長年の経験に裏打ちされている
    説得力のある言葉の数々。
    でも、おっしゃっている言葉は
    穏やかで優しいのです。
    この章だけでも、もう一回読もうかな。
    この後の斎藤先生との対談もいいです。

    0
    2012年07月26日

    Posted by ブクログ

    映画『精神』のメイキング/ルポルタージュ

    想田監督の「観察映画」製作に対する姿勢がよくわかる。貫かれた一筋があって安心できる。
    メディアと精神医療の「業界」事情も赤裸々。
    いろんな意味でちょっと新鮮。

    0
    2012年03月18日

    Posted by ブクログ

    ドキュメンタリー映画「精神」のメイキングや公開後の対談収録。
    映画観覧後に読むと、当事者の本音や想いがより深く理解できる。

    ★印象的な言葉★
    精神病者は異質なものではない。
    自分自身の心の動きに対して目を向ければ向けるほど、自分もそういう行動を取る可能性があると思い当たる。

    0
    2011年04月14日

    Posted by ブクログ

    091217 by京都自由学校mr.?on 090731?
    ---
    フレデリック・ワイズマン 映画監督 作品群 036
    『ドキュメンタリー映画の地平』 凱風社 佐藤真 040, 074,
    『ルポ・精神病棟』 大熊一夫 146
    『休暇』 門井肇 196
    ---
    020, 026-7, 大切な人…

    0
    2010年04月11日

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