D坂の殺人事件

D坂の殺人事件

330円 (税込)

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日本の推理小説界の礎を築き上げたのが江戸川乱歩であるのは異論のないところであろう。実作者としては「二銭銅貨」に始まる綺羅星の如き作品群を著わし、数多くのエッセイや論文によって内外の作家と作品を紹介し、かつまた<宝石>誌の編集などを通して、多くの新人作家を発掘、育成した。その巨人の短編小説の粋を収めたのが本巻である。
デビュー間もない時期に発表された「ニ癈人」を筆頭に、ご存じ明智小五郎が初めて登場した記念すべき短編「D坂の殺人事件」から、戦後の名品「防空壕」に至る全十編を、初出誌の挿絵を付してお届けする。

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D坂の殺人事件 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     江戸川乱歩全集読破を目指して。でもまだ2冊目です。
     これは短編を集めた1冊でした。中でも唯一聞き覚えの会った「D坂の殺人事件」。明智小五郎が登場しました。登場するとは思っていなかったのでびっくりしました。やっぱり登場すると安心感がありますね。名探偵の存在感ですかね。
     マゾ、サドについて。この単

    0
    2017年09月22日

    Posted by ブクログ

    すごいね。さすが江戸川乱歩といえばいいのかな?素晴らしいよ。久しぶりに天才の書いた本を読んだって感じですな。

    0
    2010年12月30日

    Posted by ブクログ

    『二廃人』
    温泉宿で出会った2人の男。斎藤氏と井原氏。井原氏の語る自らの過去。夢遊病者として数々の盗難事件を起こしてしまい、殺人事件まで。井原氏の夢遊病を目撃したただ一人の目撃者の秘密。

    『D坂の殺人事件』
    明智小五郎シリーズ
    D坂にある古本屋の主人の妻が殺害される。喫茶店からの目撃者、裏の目撃者

    0
    2010年12月10日

    Posted by ブクログ

    背表紙が黄色のヤツと、絵になっているヤツ。
    両方買ってしまった。
    このシリーズは掲載時の挿絵が入っているので好きです。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    短編集。どれもすごくいいのですが…!あえていえば虫が印象的でした。
    グロいのに私はあまり乱歩の作品はグロいと思わない…。

    08'7'7

    0
    2009年10月31日

    Posted by ブクログ

    恐ろしい結末が予測できてしまうところがこわい…
    この人の文章にはおぞましい情景をリアルに想像させる不思議な力があると思う
    寝る前に読まない方がいいですね…奇怪な登場人物が夢に出てきそう

    0
    2022年02月02日

    Posted by ブクログ

    初めての江戸川乱歩明智小五郎初登場作品1925年T14年。19世紀推理、ゴシック小説家で詩人エドガーアランポーよりペンネーム。東京D坂古本屋内で人妻が殺害されるが人の出入りはなかった。ボサボサの書生風明智小五郎が密室謎解きに挑む。謎解きと倒錯した本作はこの時代には驚きだったのかもです。

    0
    2021年07月18日

    Posted by ブクログ

    ひさしぶりに乱歩作品を読んだけれども
    古さの中に独特の魅力が確かにある
    けれど古い
    ミステリは積み重ねだし
    乱歩が今生きていたらどういう作品を書くだろうか

    0
    2019年01月12日

    Posted by ブクログ

    改めて乱歩を読んでみるとトリック的には最近のミステリーを読み漁っている人たちにしたらそれぞれ先の読めるトリックだと思う。
    ただそんなトリックどうこうよりも乱歩の描く世界観の素晴らしさはまさに乱歩の前に乱歩無く、乱歩の後に乱歩無しと言っていいと思う。
    今回の短編集の中では蟲がなんとも言えず好きです。読

    0
    2018年05月02日

    Posted by ブクログ

    乱歩が世の中に認められてきたころの短編集。ポーのモルグ街の殺人と並び評されるD坂、そして二廃人、赤い部屋など乱歩の全盛期へと連なる作品群。しかし「お勢登場」の圧倒的な意外感はどうであろう。どこに端を発し、どこへと連なるのか、いまだに分からない。それが魅力である。

    0
    2017年02月12日

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