きつねの橋

きつねの橋

1,386円 (税込)

6pt

4.0

ときは平安時代。主人公平貞道(たいらのさだみち)は源頼光(みなもとのよりみつ)の郎等(ろうとう)。郎等になってすぐに妖怪の白きつね・葉月(はつき)と知り合い、立場を超えて互いに助け合うようになる。貞道は少し先輩で弓の名手である季武(すえたけ)ととりわけ仲が良く、不遇な斎院の姫を助けたり、少年時代の藤原道長の護衛をしたり、盗賊の袴垂討伐に加わったりと忙しい。この物語は貞道が京都にでてきたばかりの若者の頃であるが、貞道はのちに渡辺綱(わたなべのつな)、坂田金時(さかたのきんとき)、平季武(たいらのすえたけ)とともに頼光四天王(らいこうしてんのう)として勇猛を知られるようになる。

『今昔物語集』にも登場する、頼光四天王と妖怪の白きつね・葉月を主軸とした平安ファンタジー。千年以上前の平安京の大路を、貞道たちとともに駆け回りましょう。

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きつねの橋 のシリーズ作品

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  • きつねの橋
    1,386円 (税込)
    ときは平安時代。主人公平貞道(たいらのさだみち)は源頼光(みなもとのよりみつ)の郎等(ろうとう)。郎等になってすぐに妖怪の白きつね・葉月(はつき)と知り合い、立場を超えて互いに助け合うようになる。貞道は少し先輩で弓の名手である季武(すえたけ)ととりわけ仲が良く、不遇な斎院の姫を助けたり、少年時代の藤原道長の護衛をしたり、盗賊の袴垂討伐に加わったりと忙しい。この物語は貞道が京都にでてきたばかりの若者の頃であるが、貞道はのちに渡辺綱(わたなべのつな)、坂田金時(さかたのきんとき)、平季武(たいらのすえたけ)とともに頼光四天王(らいこうしてんのう)として勇猛を知られるようになる。 『今昔物語集』にも登場する、頼光四天王と妖怪の白きつね・葉月を主軸とした平安ファンタジー。千年以上前の平安京の大路を、貞道たちとともに駆け回りましょう。
  • きつねの橋 巻の二 うたう鬼
    1,386円 (税込)
    ときは平安時代、京の都。主人公・平貞道は、仲間の季武とともに、源頼光に仕えている。ある日、季武は新入りの渡辺綱に得意の弓で負け、ふさぎこんでしまう。季武のため、貞道と友人の公友は、紅葉を見に山へ連れだすが、そこで彼らは鬼の歌声を耳にする。それ以来、季武は人の力とは思えぬような活躍をするようになるが、次第にやつれていく。鬼は、自分が宿れる古木を探しており、そのために季武に宿って、京へきたのだ。一方、貞道は季節外れに花びらを舞わせる桜の古木と、その木を愛でる桜の姫と出会うのだが……。貞道は、ふとしたことから助けあうようになった白きつね・葉月とともに、季武に宿る鬼を取りのぞこうと奔走する。「鬼の腕」の伝説を下敷きに描かれる、のちに頼光四天王とよばれる若武者たちの物語。平安朝ファンタジー第2弾。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

きつねの橋 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    久保田さんの作品は『駅鈴』『氷石』『もえぎ草子』と読んだけど、これが一番いいのでは?と思った。
    私が読んだ中では唯一ファンタジー要素のある作品だが、それが久保田さんの中世をリアルに描く力、誠実な物語運びとうまい具合にミックスされてる感じ。
    頼光四天王の一人平貞道が、頼光の郞等となるところから話は始ま

    0
    2021年04月23日

    Posted by ブクログ

    平安時代の京の都。源頼光の郎党、平貞道は手柄をたてたいと思っていた。勇ましいがどこかやさしい貞道は、人を化かすきつねを捕まえたものの、いじめられているのを見過ごせず、逃がしてやった。その白きつね葉月と特別なつながりができた貞道は、互いに助け合うようになる。
    京都を舞台に、貞道ときつねの活躍を描く物語

    0
    2020年03月08日

    Posted by ブクログ

    平安時代の郎党の様子が丁寧に描かれていて、それでいて今時の雰囲気もあり、読みやすい。
    きつねを「悪いもの」としない、別れで終わりにしない。
    強く主張するわけではないが、自分に真っ直ぐな貞道のキャラクターと優しいラストが新しい。

    0
    2020年10月06日

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