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「ボク思う、ゆえにボクあり、なんだからね!」事故に遭った「僕」が目覚めると、美少女だらけの学園だった。不安の時代を生きる僕たちが失ってしまった人生の指針――それが哲学。デカルト、ヘーゲル、ニーチェ、ハイデガー。西洋近代哲学者の化身たる美少女たちが教えてくれる世界の真実、人のありかた。いつ、どこでも絶対に揺らがないもの、それが、「萌え×哲学」。クールジャパンの極北を彩る小説が、大幅改稿で文庫化!
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Posted by ブクログ
面白いかな、と軽い気持ちで読んだのだけれど、意外や意外、自分にとっては非常に良い入門書となった。 ツンデレとかの要素は別になくてもいいんだけど、容易な言葉で概要が分かって、哲学者の思想を理解したい、という意欲がわく、入門書としての役割をすごくよく果たしてると感じた。 160926
デカルトやニーチェなど8人の西洋の近代哲学者たちの教えをライトノベル風味で解説した小説。 それぞれの章は長くないのと、哲学者の化身の美少女がそれぞれの考えを解説してくれる分読みにくさはないものの、短さと内容がギュッと詰められている分、少し分かりにくさはあったかな、という気がします。あくまでこの...続きを読む本は入り口で、そこから興味を持った哲学者のことを自分で色々調べてみる、というのがいいのかなと思います。 昔からの価値観やルールが崩壊し、不安が渦巻き正解が見えない社会だからこそ、人々は正解と思われる方向に盲目的に突き進んでしまっているのかな、と思います。ちょうど自分は就職活動をしていますが、一つの会社にたくさんの学生が群がるのも、また数打ちゃ当たるとばかりに会社にエントリーしまくるのも、正規雇用が正解と思われているからなのだろうな、と思います。そして正解を求め、そことのかい離を感じてしまうあたり就職活動が嫌になったり就職鬱なんて言葉が出てくるのも当然だなと感じます。 そんな自分にハイデガーのモーメントである「世界に正解などはない。それは与えられるものではなく自分自身の生を世界に投げかけることではじめて、それぞれにあらわれるのだ」という言葉は響きました。 著者はこの言葉をあとがきで「正解がない、ということは逆に言うと間違いもないということでもあります」と言い換えます。そう考えると少しは生きやすくなるのかなあ、という気がしました。
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僕とツンデレとハイデガー ヴェルシオン・アドレサンス
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堀田純司
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