コロナ制圧  その先の盛衰

コロナ制圧 その先の盛衰

990円 (税込)

4pt

3.7

○コロナ危機の混迷が長引き、「コロナ敗戦」という言葉も出回るようになった。しかし、実は、この長い混乱からの出口は次第に見えてきている。混迷脱出のカギはワクチン接種の急速な拡大である。英米など接種の先行国は感染をコントロールしながら、経済活動再開に踏み切った。日本も数カ月の時間差で急速にこれらの国々を追いかけており、秋には「感染制圧」が見え始める。感染再拡大リスクのある冬を超えた来年春には、社会・経済の正常化が現実のものとなる。

○しかし、「コロナ後」の日本社会は、「コロナ前」とは大きく異なる。それは、(1)従来以上の人手不足の深刻化、(2)コロナでとどめを刺された低採算企業(ゾンビ企業)のいよいよの淘汰・退出と業界再編、(3)必然的な社会・企業・行政のデジタル化とそれに適応出来ない中間管理職層の消滅、等である。

○この大きな変化への対応の可否が、日本が「新しい高生産性・躍動感ある社会」となるか、「衰退が加速し、世界から見捨て忘れられる社会」となるかの大きな境目となる。

○本書は、「感染制圧」が見えてくる21年秋のタイミングで発刊することにより、その先どのようにして「感染制圧」が確実になり、社会が正常化へ向かうのかを、先行国の事例を踏まえて読者に指し示す。さらに「コロナ後」が、読者にとっても社会にとっても、「チャンス」にも「リスク」にもなりうることを伝える。

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コロナ制圧 その先の盛衰 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    自由民主党の総裁選挙をめぐる話題が毎日メディアで取り上げられている。コロナウイルス感染対策どうするのか、これからの日本をどうするのかなど気になるテーマがある。





    少しずつ見えてきたコロナ後はどうなるのかが気になり今回の本を読んでみた。




    欧米諸国と比べて遅いと指摘されていたワクチン接種

    0
    2022年01月03日

    Posted by ブクログ

    現在も続く新型コロナ騒動の出口の先を分析した一冊(著者は未来創発センターの梅屋真一郎さん)。ワクチンによって世界中の新型コロナは抑制されつつある(デルタ株の問題はある・・・)が、日本はワクチン接種が遅れたため経済活動再開は他の先進国の後塵を拝している、それを踏まえ日本がどのタイミングでコロナを脱する

    0
    2021年09月18日

    Posted by ブクログ

    ★3.5

    この書は、未来予測的な部分は非常に少なく、これまでの経過の日本と国外の比較や、経済への影響のまとめというところに重点が置かれているので、その意味ではこれまでの経過の理解に非常に役立った。

    この書が書かれたころは、デルタ株が感染拡大を行っていたころで、まだオミクロン株が出てきていないころ

    0
    2022年01月29日

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