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ヒトラーを取り巻く人々の中でも、ゲッベルスの特異性は抜きん出ていた。軍隊経験を持たず、常に私服で通し、打算と無縁のヒトラー崇拝を貫き、必ず自らを「博士(ドクトル)」と呼ばせた女誑し。良識ある市民によって選ばれた政治家でも、伝統的保守主義者でもなく、いわばよくある極右崩れの妄想狂だった、ゆがんだ逆行的モダニストが、宣伝の技術と感覚と行動力のみによって大衆を動員していった経緯を、公刊された厖大な日記によって辿る。
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Posted by ブクログ
ヨーゼフ・ゲッベルス。めっちゃ頭良くて、派手な扇動の仕方やギリギリの駆け引きをよく知ってる人。瀬戸際外交をして利権を得てる今の北朝鮮にもこういうキレモノの参謀がいるんだろうなあ。
ふと読み返してみた。ゲッベルスはナチ政権の宣伝頭というか実際の頭脳中枢みたいな人。間違った方向にだけど、この人みたいに物事を断言して生きていける人はカッコイイと思う。ジャズを聴いて、「コレは低俗だ!裸のニグロ音楽だ!!」とジャズ禁止にしたりとか行き過ぎてるけど、このぐらい信念もって生きていく人はすご...続きを読むいと思う。今生きてたら何してるだろ・・・
宣伝それ自体にはなんら特別な原則的な方法はない。 それにはただ目的があるだけだ。それは大衆の獲得。この目的に役立つならどんな手段でもよいのだ。ゲッベルスが現代社会にいたら、相当な広告宣伝マンとなっていただろう。
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ゲッベルス メディア時代の政治宣伝
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平井正
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