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高校二年生の橙子はある日クラスメイトのヤマオからの推薦で、合唱コンクールのソロパートを任されることに。当初は反発したものの、練習を進めるにつれ周囲とも次第に打ち解けていく。友人たちは、橙子が時折口走る不思議な言い訳や理解のできない行動に首をかしげていたが、ある事件をきっかけに橙子の抱えていた秘密を知ることになり―。まっすぐに生きようとする少若く力強い魂を描き出した、胸がひりひりするような感動作。
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Posted by ブクログ
感情を整理してタンスの引き出しに分けて入れるみたいなことを書いていて、私は出来てないなぁと思った。人って見方を変えたら違った人になるな。その人のことをもっと知りたいと思う心が強くなった。
偶然に見つけた作家さんだったけれど、見かけると気にする様になってきた。 タイトルが内容をまさに表していて、凄く良いなと思った。 親の愛の形は様々で、親でない人からの愛もある。 受けた愛と似た愛を人に与えるのだろうか。 人を試す様な愛。それに胸を締め付けられる作品だった。
一木けいさんの作品を去年初めて読んで、文章がとても好きで3冊目。途中とても苦しい展開だった。なんとか救いが見えるラストではあった。こどものころって、高校生まではそうだと思うけど良くも悪くも学校や家しか場所がなくて逃げられない。そんな環境が恵まれていればいいものの、息苦しければその後の人生に影響を及ぼ...続きを読むしてしまう多感な時期だ。そんな時期に良い仲間に出会えた橙子はよかったと思う。幸せになってほしい。しかしヤマオは素晴らしい人間だな。
自分と重なるところがあって終盤泣いてしまった 娘に上手く与えられない、愛 愛されない愛 上手く噛み合わない、 遠くで生きてるのを見守る、それも、愛だと思った 愛って言葉はなんかダサいけど 愛には〝責任〟も着いてくる 私もだれかを愛してみたい 自分以上に
愛を知らない高二の少女 高校の合唱コンクールを通して 信じられる友人を得る 一木さんは、信じている者に裏切られる時の状況を 息を飲ませて読ませてくるんだなと思う 施設から引き取られ養女となった少女の不適合性を思わせておいてからの 反転 ここが 良いです 重松サンらのぐっと我慢して正論で生きる学...続きを読む校物も良いけど 脆弱な家庭の子供達が 何かしらに生きる糧を見つけて 正面から生きようとしていく感じが魅力的 愛される事ができなかった少女と 愛する事ができない、あるいは愛し方がわからなかった養母 「恩に時効があっていい」これは、実の親子であっても有効なのではと思う深い意味合いがある いろんな家庭があることも含め 大人になる前の高校生あたりに読んで欲しいな
「誰かを追い詰めるのは余裕がない人」だったなんてわかったつもりで、本当は気づきもしなかったな。 だから、追い詰めてる人を責めることはしたくない。 今はまだ、どう手を差し伸べたらいいのか、それとも、差し伸べない方がいいのか、わからないけど少しずつ自分の中で答えを見つけていきたい。 この先、橙子のよ...続きを読むうに興味のない人の声なんて気にせず、嘘で固めず、自分に芯のある強い人になれずとも、近づけたらいいな。
恩には時効がある 縁には期限がある この本から、得た言葉。 その人を好きな気持ちと、嫌いな気持ちは、違う引き出しにいれておかないといけない。 そうでないと、ただしいことが、わからなくなる。 愛を知らない? きっとみんな知っているのかも 愛は自分の中にある。
間違ってる。 だから悪い。 だけじゃなくて、人は悪い所もあれば良い所もある。ぜーーーーんぶひっくるめて抱きしめてあげたい! って感じです。
「わたしがそのときいちばんつらかったのは、ただその人が憎いだけじゃないってことだった。」「引き出しを分けることにしたの」「恩にも時効はあっていい。」反芻して自分の中に落とし込んだ、冬香先生の言葉たち。 そして、ヤマオが行動派で素敵なんだ。 橙子のようなつらさ、悲しさ、想いを抱えている人はどのぐら...続きを読むいいるのだろうか。気づかないところに、すぐ近くに、いるかもしれない。どうかこの本を必要としてるいる人に、広く届いて欲しい。 カツセさんが帯を書いていなければ、読んでいなかったかもしれない本。私のところに届いてほんとに良かった。
途中からなんとなく背景は推測できたけれど、明らかになったシーンにはぞわりと鳥肌がたった。1種のホラー。 自分の記憶にある遠くは無いシーンが浮かんで、重い気持ちになった。
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