さらば国分寺書店のオババ(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)

さらば国分寺書店のオババ(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)

565円 (税込)

2pt

椎名誠が衝撃的なデビューを飾ったスーパーエッセイ。ここから作家椎名誠の伝説が始まった。客を叱りつける古書店のオババとの確執を軸に鉄道業界、警察、甲子園への疑問や怒りをぶつける。その文体と流れ、構成などそれまでのエッセイの常識を破壊した作品が電子書籍になって登場。
本作用に表紙イラストを椎名誠が描き下ろし。巻末には、「対談 椎名誠×目黒考二」「電子書籍版あとがき」「椎名誠の人生年表」を掲載。

<目次>
1 国鉄はいま わしらの眼をまともに見ることができるか
2 日本の“本官”たちはいったい何を話しておるのか
3 死ね! そこいら中の制服関係の皆様
4 うに寿司のジャーナリズム的摂取方法
5 夕陽にむかい背を丸め痛恨のチーズケーキ九六〇円の春
文庫版のためのあとがき
対談 椎名誠×目黒考二
電子書籍版あとがき
椎名誠の人生年表

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さらば国分寺書店のオババ(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2014年04月02日

    中学生の頃、ラジオドラマ化されたこのスーパーエッセイを聴き、原作を手に取ったことが読書大好き人間となるきっかけだった。
    人生に本は欠かせない。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    データを見れば自分が生まれた年に出ている本である。なんと。確かに古いところはあるけど、あまり古さを感じさせない。椎名さんの本は読んだことがなくて、出だし、あまりに文体が軽くて好きになれなかったのだけど、国分寺⇔小平、あたりの懐かしい生活区域が舞台で、このどうしようもない怒りの矛先の向け方も段々好きに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年01月23日

     読み終わって得るものは、な~~んもない。けど、それがいい。
     テレビ業界ではトリビアの泉以来、「ためになる系」の番組がゴールデンの主流を握っているらしいし、本業界でも「新書ブーム」が起こった。お手軽にためになる情報を手に入れたいという欲求はかなりの人に共有されているようだ。そんな中、この本はほっと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ほぇー、面白いエッセイを書く方が身近にいたものだ…と思いつつ読破、あとがきに目を通したときの衝撃は今も覚えています。
    まさにどこまでフィクションか分からないノンフィクション小説。シーナさんの原点、ここにあり。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    椎名誠さんの作品は、出向で東京勤務の頃、満員電車の中でよく読んだ。ラッシュにもまれつつ、いつか好きな時間帯で好きな場所へ旅をしてやるぞと思いつつ。まだ実現していないが、徐々に近づきつつあるような気はしている。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    著者自ら「昭和軽薄体」と称した軽妙な語り口で,世のリフジンやムジュンに対して毒舌を吐きまくる.個人的には,著者と行動圏や通勤ルートが同じ(西武国分寺線沿線⇔丸の内線)ということで,ローカルネタとしても楽しめた(20年ほど前に著された本だが,警官が自転車を見張っている場所などほとんど変わりがない)

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    今をさること?年前。全身に正しい怒りのパワーをみなぎらせた一人の男がいた。やたらとケンカっぱやく、世にはびこる制服を憎悪し、甲子園球児と古本屋に正義の眼差しをぶつけていた彼は、やがて一冊の本をかいてベストセラー作家となってしまった。男の名はシーナマコト。そして、その本は……何を隠そう本書です。 衝撃...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月13日

    著者の中には紺色制服着用職、特に公務員に対する反感と、ジャーナリズムに対する世直しのほのかな期待が同居する。
    しかしジャーナリズムに対する期待はとあるパーティーでのウニ寿司攻防戦に敗れたことによって崩壊する。
    自らの生活に必要なのはジャーナリズムではなく著者が敵とさえ思っていた紺色制服着用職の人々で...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年10月26日

    何処にでもいる小市民の嘆きと愚痴。この雑文に出てくる岡留安則さんは那覇でスナックをやっている。こんなことってコンプライスに引っかからないのでしょうか。オババは直接実害をを受けることが無くなったので懐かしく正しい人となったのである。センチは道を殺める。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    岳物語で好きになった、椎名誠。古本屋さんで彼の本を探しててたら見つけた個性的な題名。

    椎名誠の視点で国分寺周辺の古き良き街の光景を描き出している。
    読んでいると、フッと笑いを誘うような思わず同意してしまいたくなるようなエピソードでいっぱい。

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