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Posted by ブクログ 2022年12月23日
筆者は教師という立場から「オレ様化」した子供について、「畏れる」ものを何も持たず、自ら自己を主張して何ら憚るところがないと述べている。
また、子供たちの内面のその自信に比して、その表れの何たる貧弱なことよ、とも。
これについては、親の立場から子供と接する身としても非常に同感する。
筆者が本著でも述べ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月18日
かなり昔に読んだ本であるが、前々から読み直したいと思っていたので読んでみた。
んーむずかしい…。その辺にある教育論とは掘り下げの程度が全然違うと感じる。ところどころ著者が使っている用語の意味がわからない部分がある。
しかし内容としては、説得力がありかなりおもしろい内容やと思う。筆者は、学校が社会にお...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年12月18日
とても分かりやすかった。前に以前読んだ諏訪さんの作品(この本の後に出版された作品)と同じく、学校教育に資本主義が入り込んで、子供が変わってしまった、という主張だった。この主張は以前から変わっていないのだな、と感じた。しかし、今まで社会は子供を神格化し、地域(社会)、もしくは家庭に責任をなすりつけ、子...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年11月20日
内田樹経由で読む。
自分も氏の言う「消費社会期」の世代である。
しかし、幸か不幸か、超田舎であったためか、当時の教育は、とても氏の言う「市民社会的教育」ではなく、むしろ、「農業社会期的教育」であったように思う(中学までは)。
高校は確かに、消費社会期的だったなと、思う。
氏の論ずる「近代」の位置づ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
p64『学校は成績評価、人物評価、規律や規範を提示することによって、子ども(生徒)たちに近代的な個人(市民)の「客観値」を示し、自己との距離を測らせようとする。距離が測れるようになるということは、(私そのもの)へのこだわりを少なくして、世の中に通用する大人になることだと表現してもいい。』
p68『勿...続きを読む
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