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Posted by ブクログ 2023年06月20日
ダニエル・カーネマン。人びとの日常における判断がいかにいいかげんかわかり、とても面白い。
大筋は認知的錯覚について説明し、それをさらに3つの観点から説明している。下巻は経済学との関連が多く難しかったが、実験や例えなどが大量に散りばめられておりページをめくるたびにへぇ~と感じるだろう。翻訳もので上下巻...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月10日
行動経済学に興味がある人ならきっと聞いたことのある本であるし、そうでなくとも、出てくる話や実験をどこかで耳にしたことがある人は少なくないはず。
でも、そんなことは抜きにぜひ読んでほしい一冊。掛け値なしに面白い。
直感や熟考といった私たちの様々な思考の形態が、実際のところどんな働きをしているのか。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月27日
プライミング効果
確証バイアス
ハロー効果
メンタル・ショットガン
質問の置き換え
少数の法則
アンカリング効果
利用可能性ヒューリスティック
代表性ヒューリスティック
基準率
平均回帰
後知恵バイアス
妥当性の錯覚
これらがキーワード。
システム1、システム2の働きを理解した上で、認知のエラー...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月20日
システム1とシステム2。速い思考と遅い思考。意思決定を行う際にわれわれは直感による速い思考を行っている。直感の出番がない場合には論理で考える。これが遅い思考である。直感は自動的に連想を働かして結論をだす。それは論理的思考でもないし統計的思考でもない。ただうまくストーリーができていればよい。われわれは...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年11月07日
マイケルルイスの本の主人公であるダニエル・カーネマンによる人間の意思決定の研究を解説した本である。
マイケルルイスの本を読んだ後だけに、すんなりと読むことができた。実際、ルイス本は、本書の抜粋ではないかと思うくらいだ。
人間の意思決定は、直感的で感情的なファースト思考のシステム1と、意識的で論...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年03月17日
元々行動経済学は非常に興味を持っていた分野で、その創設者でノーベル経済学賞受賞者のカーネマン自身の書いた本ということで、非常に期待を持って読み始めましたが、期待に違わぬ面白さ。長い本でしたが、一気に読み通しました。上巻の第1章では、この本の表題になっている「速い思考」(直感)と「遅い思考」(熟考)の...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月04日
下巻の半分ぐらいで挫折した
まあそうだろうという結論に
心理学実験の詳細な裏付けがあり
そこがただの自己啓発本やビジネス書とは
ちがう
ただいちいちなるほどと思うのだが
やたらなんとかバイアスがあって
頭が整理できなくなるのだ
読み込んでバイアスを整理できれば
なんというか一段上の自分になれそうな...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月02日
とても面白い。
行動経済学についての著作物は数多くあれど、書店に並ぶものは、美味しいところだけを集めただけのものが大多数だ。
一方、この本は、行動経済学の分野で数多くの業績を上げている大家自らが綴った、行動経済学の集大成とも言えるものだ。
必要にして十分なボリュームで、人間の意思決定について深く考...続きを読む
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