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不朽の青春小説が今再び! 勉強はできないが女にはモテる――高校生・時田秀美に女は皆ときめき、男は皆あこがれた。著者書き下ろしメッセージも収録。
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Posted by ブクログ
初めて読んだのは、中学校の時に教科書に時差ぼけ回復が載っていた時期ですかね。 学校と言うと協調性であったりが強調されて、自分の意見考えを持って喋ることが何か良くないような気がして、主人公時田秀美のようにはっきり言える人は少ないはず。 大人になってから読むと、こんな学生は嫌だなと思う反面、こういう風に...続きを読む伝えられる(言える)環境だったらと思う
めちゃくちゃ素敵な作品に出会えました。 時田秀美くんの考え方、とても好きです。 大人にこそ読んで欲しい作品。 好きな言葉がありすぎてメモとってしまったくらい。あざとい女子山野さんとの話が結構印象に残ってる。 最後の三角定規と分度器の話、こうくるか、、と思って好き
周りに何を言われても自分の意見を持ち続ける強さがとても良い。 まわりの大人たちがこれまで培ってきた偏見や彼らの言う常識を「そういうものなのか」とありのまま受け入れる方が多数派であり簡単であり大人になった時に大変な思いをしなくて済む方法なのかもしれない。でもそのまわりの常識や偏見に対して疑問を持つこと...続きを読むこそが人生を豊かにする秘訣であり、本当の意味での成長なんじゃないかなと思う。 中学生か高校生の間に読んでおきたかった。今のその歳の子たちに強くお勧めしたい。 そして自分自身も繰り返し読みたいです。
主人公の時田秀美はもちろん、その家族にとても愛着が沸いた。彼らのようなダンディズムをもった大人に出会いたい。 番外編の眠れる分度器の最後の秀美の発見すごくないですか?ぞくぞくしました。そんな考え方があるのか!
山田詠美さんの思うかっこいいが丸く詰まってる。 かっこいいが何か分からないとき、それは日々起きるけど、秀美が基準になる。 あと、秀美のお父さん一回だけ出てきてよかった。
「勉強ができる=世間の常識を盲信する」と考えると、秀美の言動には耳の痛い思いをさせられたりもします。 学校生活の場面が多いので、過去の自分を振り返って「アイタタタ…」と反省させられまくりでした。
いわた書店の選書で入っていた本。 タイトルからとても興味深い感じだった。 とても冷静な高校生のお話だが、実際にこういう友達がいるので、友達が高校生だったころはこんな感じだったんだろうなと思いながら読んだ。 主役は男子高校生、彼は母親と同じ歳ぐらいの恋人を持ち、祖父と母親との三人暮らし。 母親は...続きを読む息子のことを子供扱いしないからこそ、息子は年が離れた女性を身近に感じ恋人としたのか…? とにかく同じ高校のマドンナ的女子には見向きもしない主人公。 恋愛には歳は関係ないというが、私はやはり疑問に感じることがある。 凄い現実的な話になるが、私が高校生の頃、アラサーの男と付き合っている友達がいた。 その子は「彼はとても大人で落ち着いてて…」という風に言っていたが、、実際自分がアラサーになってみると、この年で女子高生と付き合うなんて感覚がおかしいし大人ではないと感じてしまった。 なんかそういう感じで年下のほうはいいかもしれないが、正直、年上の方どうよってなる。 そういう疑問がちらほら見え隠れしながら、この本を読み進めていった。 恋愛面はさておき、主人公の考え方や冷静さは読んでて清々しいものがったのでこの小説自体は結構気に入ったので☆5!!!
秀美くんみたいな子が同じクラスにいたらきっと親しくはしないだろうけどなんだか楽しそうだなぁと思った。 私としては共感する部分が多くてうれしい気持ちになりました 笑 自分も学年で一番モテる女の子をみて「隙がないなぁ~」と感心してしまいます・・・ 私は真理が一番好きなんですが、再読してみるとお母...続きを読むさんもいい女性だなぁと実感しました。 自分の子供に対して一人の人間として対等に接して、考えるなんて普通なかなかできることじゃありませんもんね・・・。 調べてみると思っていたより古い本でしたが、そんなことを感じさせずいつ読んでも新鮮な一冊でした!
曽根ちゃんのおすすめ 全面的にずっとせっくすの話をしているのがなんかおもろい。別にエロいとか下品とかではない、当たり前のように出てくるのは好感だけど、頻度多め。 私は勉強ができる人が好きだが、考えたうえで勉強より女にモテることのほうがいいと判断する、片親育ちで達観してる少年のキャラは好き。
まるでエッセイを読んでるようだった。 勉強が出来ないと謳っている主人公の秀美は、勉強が出来なくても頭は悪くない。勉強が出来ないが故に、本でなく経験から学び、自分の頭で考える。 父親のいない自分はなぜ可哀想と思われなければならないのか。なぜ高校生が恋愛をしたら不純異性交流と言われてしまうのか? ...続きを読む疑問を周りの大人に問う訳だが、教師のような常識人には疎まれる訳だ。 1991年の作品であるため、出てくる大人は少し頭でっかちな感じもあるが、魅力に溢れている。その大人たちに躊躇なく疑問をぶつける秀美はもっと魅力的だと感じた。。
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ぼくは勉強ができない
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