二人の危機管理のプロ、元共同新聞社の記者・デスクと元日銀マン・企業再生の広報マンによる修羅場での説明力。
発信力:伝達力(5W1Hと情報を寝かせること)+広報力(事実を突き詰め、簡潔に、相手の気持ちを考えて)
独立力:スキルと人脈の棚卸、社外アンテナでの情報収集
情報力:交換を予測した情報×ギブアン
...続きを読むドテイクの人脈の拡大
調整力:交渉の相手方と社内への最低限死守すべきラインを決めることでのその中間に落とすwin-win
舛添元都知事、東芝、スズキ、都知事選での鳥越氏、プレス対応、私的再生を進めようとする企業の銀行や取引先との対応、実例に基づくエピソードに迫力が感じられる。
立場の違う二人の著者が入れ代わり立ち代わりに書いているので前半は戸惑うが、それぞれの立場が飲み込めてくると馴染んで深みが味わえるようになる。
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