2008年から2013年までバンコクで勤務をしていた。その間、タイ人女性と結婚し、その後、日本で暮らすこととなった。私たちが日本で住んでいる近辺にはタイ人コミュニティもあり、妻は多くのタイ人の友人が出来、日本語を覚える気を全く失くしてしまい、今でも家庭内での私と妻との間の会話はタイ語で行われる。
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...続きを読むンコクで勤務していた会社のほとんどの社員はタイ人であり、タイ語が出来るとコミュニケーションもやりやすいかな、と思い始めたタイ語。妻とつき合い始めて、真剣度が少し増し、タイ在住時には、結構まじめに勉強した。会話ばかりではなく、タイ文字も習い、ごくごく初歩の読み書きも出来るようになった。
妻との間に生まれた子どもがある程度手が離れたら、タイに移住することを計画している。少し先の話であるが、移住を計画しているのは妻の実家の近く、バンコクからは数百km離れた田舎町であり、日本人は見かけたこともないような場所。そこで暮らすことを考えると普通にタイ語で会話が出来、ある程度の読み書きが出来ないと、何もすることがなく、退屈で死にそうになることが心配で、今でもタイ語の勉強を、細々と続けている。歳をとってからの語学学習、例えば文法など、ある程度の理屈に沿っているものであれば、まだ何とかなるが、単語を覚えること、丸暗記すること、はとても大変。「大変」と言っても何も解決しないので、細々とこのような本での勉強も続けている。