この少女漫画、半世紀に「花とゆめ」に連載されていまして、「ガラスの仮面」に比肩する同誌の「2大看板」と言っても決して過言ではありませんでしたし、斉藤由貴さん主演のTVドラマにもなりましたね。その当時は「おニャン子クラブ」と言うアイドルグループ(僕はこのグループはあまり好きではありませんでしたが、この
...続きを読むメンバーで唯一の「演歌歌手」の城之内早苗さんは大好きです)の全盛期でして、「アイドル歌手は歌が下手でなければならない」なんて寝言を言う音楽評論家までもが存在していました。あの「冬が来る前に」を大ヒットさせました「紙ふうせん」の後藤悦治郎氏も当時の歌謡界を「レコードセールスを上昇させるためのアイドル歌手しか育成していない」と痛烈に批判していました。僕が幼い頃は南沙織さんや岩崎宏美さんや伊藤咲子さん(僕は彼女が司会を務めるラジオ番組をよく聴いていましたし、彼女の歌の中でも「きみ可愛いね」が一番気に入っています)などの「歌唱力抜群のアイドル歌手」が「蟻の大群」みたいに大活躍していました。僕自身、元「あみん」の岡村孝子さんの大ファンですからこんな事を思うのかもしれませんが、「歌唱力あってこそのアイドル歌手」なのですから。また、原作者の和田慎二先生が「東日本大震災」の直後に他界されたのは誠に残念です。