藤田弘夫の作品一覧

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ユーザーレビュー

  • 都市の論理 権力はなぜ都市を必要とするか
    [ 内容 ]
    現在、世界は未曾有の繁栄を享受する一方で、歴史上かつてない膨大な飢餓人口をかかえている。
    しかも、第一次産業への就業率の高い国ほど食糧事情が悪化し、都市化した国ほど飽食するという傾向は顕著である。
    食糧を消費する側の都市より生産する側の農村が飢えに苦しむというパラドックスはなぜ生じるの...続きを読む
  • 都市の論理 権力はなぜ都市を必要とするか
    都市に関する一般向けの書としてはそれほど新しいわけではないが、権力の網の目と我々が生活しそれに依存し享受している都市との関係を、多様なエッセンス、雑学を交えながら考察して行く一冊。
    主題は、都市が、都市への食糧供給を可能にし、また未来にも安全と生活を保証しうるもの、つまり権力によって成り立っていると...続きを読む
  • 都市の論理 権力はなぜ都市を必要とするか
    都市の対極は農村である。それは農業従事者とそれ以外の民の境界線でもある。歴史的に農村は飢えることはあっても、都市は飢えることがない。単純には農村が食料を生産し、都市は生産しないのであるから、先に飢えるのは都市であると考える。しかし、都市はただの家屋や商業の集積場ではない。それは権力の集積場である。
    ...続きを読む
  • 都市の論理 権力はなぜ都市を必要とするか
    かつて城壁によって都市が守られていた時代から、現代における国境が作り上げられる時代に至るまでの変遷や、都市と農村との関係についてダイレクトな表現によって書かれている部分が興味深い。

    また都市において農村で作られた野菜などが、どのように人々によって処理されていくのかといった流れについても、都市の悲し...続きを読む
  • 都市の論理 権力はなぜ都市を必要とするか
    都市と農村の関係は切っても切れない。

    都市では食物を生産していないにもかかわらず、飢餓が生じないのはなぜか。それは、農村で生産されたものが都市へと流れてきているためである。農村からそのように都市へと流通しているのは、農村が都市によって形成されたものであることに要因がある。農村が農村足りえるのは、都...続きを読む

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