[ 内容 ]
現在、世界は未曾有の繁栄を享受する一方で、歴史上かつてない膨大な飢餓人口をかかえている。
しかも、第一次産業への就業率の高い国ほど食糧事情が悪化し、都市化した国ほど飽食するという傾向は顕著である。
食糧を消費する側の都市より生産する側の農村が飢えに苦しむというパラドックスはなぜ生じるの
...続きを読むか。
本書は、食糧という人類の根源的課題を軸に、権力の鏡としての都市の可能性と役割を斬新な視覚から問い直す試みである。
[ 目次 ]
序章 都市と人類の発展―人間の鏡としての都市
第1章 都市とは何か―都市と権力の概念と論理
第2章 都市の建設―都市形成の論理と権力
第3章 都市の威容―舞台としての都市
第4章 上演されるドラマ―人間・国家・秩序
第5章 都市の思想―都市的人間と反都市主義
終章 都市論の新たなパラダイムを求めて―都市へのもうひとつの視角
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