作品一覧 2022/07/19更新 ウクライナ戦争に翻弄される世界 試し読み フォロー 入門 国境学 領土、主権、イデオロギー 試し読み フォロー 北方領土・竹島・尖閣、これが解決策 試し読み フォロー 北方領土問題 4でも0でも、2でもなく 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 岩下明裕の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 入門 国境学 領土、主権、イデオロギー 岩下明裕 【あいだの視線】国や文化,そして民族の境界に焦点を当てるボーダー・スタディーズ(境界研究)を紹介した作品。数々の事例を紐解きながら,境界から眺める視点の重要性を訴えています。著者は,北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターで教授を務める岩下明裕。 あまり聞いたことがない学問だったので,まず「こう...続きを読むいう見方があるんだな」という点が知れただけでも大きな収穫。題名は「国境学」となっていますが,国と国との関係にとどまらない複眼的な関係をもボーダースタディーズが視野に入れていることがよくわかりました。 〜ボーダースタディーズ,つまり境界研究は,一つの空間がもつさまざまな彩りをその境界が重なりあう場所を通じて描きだすことで,単色に塗り込められた空間がそうではないこと,一つひとつの色合いをもつことを復元する。〜 入門書として☆5つ Posted by ブクログ 入門 国境学 領土、主権、イデオロギー 岩下明裕 「読み応えが在る」という点を押し出すべきか、「読み易くて愉しい」という点を押し出すべきか、本書を巡るコメントを求められると、些か回答に窮する。「読み応えが在る」と「読み易くて愉しい」とを兼ね備えた一冊なのだ!!本書を手に、「ボーダー・スタディーズ」或いは「国境学」というものが、きっと拓いてくれるであ...続きを読むろう新たな世界を感じてみて頂きたい… Posted by ブクログ 入門 国境学 領土、主権、イデオロギー 岩下明裕 国境とは浮動であると同時に地政学面の問題まで考えさせられた。世界の様々な国境を見ていきその都度楽しめた。北方領土,竹島,尖閣についても言及しており各々の現状やその先を考えるのに良い。 Posted by ブクログ 北方領土・竹島・尖閣、これが解決策 岩下明裕 著者は、日本が権利を有していると考えている海域が、「実はファンタジー?」と説いてみることから綴り始めている。色々と問題や争いが多いことを指摘している。その上で、題名にも在る北方領土・竹島・尖閣に関することを解く… 実は日本では“境界”、“国境”ということに関して、「然程、問題意識が高くないのではな...続きを読むいか?」というのが著者の説である。“知らない”とか“実感が薄い”ような人程、関連の話題でセンセーショナルに騒ぐとも指摘する。或いは、この種の問題だけではない傾向かもしれないが… なかなかにお勧め!! Posted by ブクログ 北方領土問題 4でも0でも、2でもなく 岩下明裕 完全に解決した領土問題である中露の国境問題の方法論を分析し、日露間の「北方領土問題」に適用するにはどうしたらよいかを細かく考案している。 特筆すべきなのは筆者のスタンスが冷静であることだ。サブタイトルの通り、四島返還論や二島返還論ではなく、二島+αを考えていくことを主張しているものの、筆者はその他の...続きを読む立場についてもその価値を認めている。 過去の歴史に学び現在に活用するという視点でも重要な示唆を与えてくれる良書。北方領土問題に感心のある方は一読をオススメする。 Posted by ブクログ 岩下明裕のレビューをもっと見る