作品一覧

  • 経営の焦点―日本経済「裏読み」「深読み」講座
    -
    1巻1,540円 (税込)
    M&A助言会社レコフの経営者による「やさしい経済学講座」。 朝日新聞名物コラム「経済気象台」連載が書籍化! 「消費者やサラリーマンが感じ、疑問に思う事柄から日本経済の先行きを展望する」という切り口で、 コンビニの戦略、消費税増税、多店舗展開のチェーン店の現在地、 日本企業による海外M&A、プロ経営者の功罪、アベノミクスの今後などを 日常生活の視点からで眺め、解説した一冊。 【著者紹介】 恩地祥光(おんじ・よしみつ) 1954年大阪市生まれ。同志社大学法学部卒業後、1977年に株式会社ダイエーに入社。 中内功CEO秘書役・総合企画室長・経営企画本部長などを歴任。入社5年目、26歳のときに秘書室に着任。“かばん持ち”として4年間、CEOの間近で仕える。 その後、専務に就任した長男・中内潤氏の秘書役を経て、経営企画の分野に異動。 リクルートやハワイ・アラモアナショッピングセンター買収などの大型M&A案件、ローソンの上海進出などの事業開発案件を手がける。 一方で、社内組織に初のカンパニー制を導入。また、ローソンをはじめとする関連会社の上場準備に中心的な役割を果たす。 1998年、株式会社レコフ入社。2008年、COO・経営企画委員会メンバーを経て、2010年代表取締役社長に就任、現在に至る。 2013年より朝日新聞・金融情報面のリレー連載「経済気象台」の執筆陣に加わる。著書に「中内功のかばん持ち」(小社刊)がある。 【目次より】 第1章◆知っていそうで実はよく知らない 身近なニュースについて考える 第2章◆失われた20年を経て、日本の会社が大きく変わった 日本企業について考える 第3章◆経営は分析やコスト感覚だけではうまくいかない 日本の経営者について考える 第4章◆3本の矢の本質とは?デフレから脱却できるのか? アベノミクスについて考える 第5章◆成熟した日本人を、いかに世界に発信していくのか 日本のいま、未来について考える
  • 中内功のかばん持ち ~ 昭和のカリスマと呼ばれた男
    3.8
    1巻1,650円 (税込)
    昭和のカリスマと呼ばれた男、ダイエー創業者・中内功。 かつての秘書がその素顔を、いま説き明かす。 「ダイエー創業者・中内功はどんな人物だったのか」。 1980年代に、当時の中内功CEOを秘書として支えた筆者による初の回顧録。 「流通革命」「福岡ツインドームシティ計画」「リクルート買収」など、 ダイエーを日本一の企業グループに成長させた中内功の壮絶なまでの人生観とユーモラスな一面を、 最側近として仕えた筆者が伝える。 【特別収録】 中内功追悼文「流通業のスターよ、永遠なれ」 (柳井正・ファーストリテイリング会長兼社長) 【目次より】 ■“かばん持ち”前夜 ~ダイエー一兆円達成 ■秘書室着任、そしてご対面 ■入れ歯と赤字決算 ■天邪鬼は福岡ドームにて極まれり ■リクルート“事件” ~頭を掻きむしる江副さん ■頼まれたら弱い! ~ヤオハンとのM&A ■戦争は絶対あかん ■生涯のライバル ~堤清二さんとの共通点 …ほか ※「中内功」の「功」の字は、正しくは「エ」に「刀」。表示できない場合があるため、「功」を代用。
  • 中内功のかばん持ち ~ 昭和のカリスマと呼ばれた男

    Posted by ブクログ

    中内さんはフガフガ喋るので、秘書業務の登竜門は何を言っているのか理解するところから、らしい。

    フガフガ喋るのは総入れ歯だからで、実はこれは中内功という人のイデオロギーに近づく最も重要なパーソナリティと言える。彼が、敗戦色の強いフィリピン、ソ満国境で従軍した結果だからだ。

    フィリピンで手榴弾に吹き飛ばされて、片腕はほぼ半壊したらしい。吹き飛ばされて薄れゆく意識の中で見ていたのは、少年時代、商売で忙しい家族で食べた「すき焼き」の味だった。この強烈な経験から、ダイエーの創業者として流通業の天皇として君臨するに至った彼は、あるハワイでのパーティで軍歌を口にした途端、泣き崩れてしまった。「みんな死ん

    0
    2013年11月08日
  • 中内功のかばん持ち ~ 昭和のカリスマと呼ばれた男

    Posted by ブクログ

    ダイエーの秘書室も努め、後に経営企画に携わった方の備忘録。
    作者が中内功と直接仕事をした中での出来事をエッセイ形式に語っている。

    世の中の5年、10年先を見据えた発言から当時からあったとあり、もう少し中内功がどのようにその結論に至ったのかを知りたくなるエピソードがあった。

    中内功の経営哲学はある程度触れられているが、人格面の叙述が中心のため経営戦略に関する内容を期待していたので肩透かしではあった。

    この本を読む前に、作者の講演で語られた内容の方が個人的には面白かった。
    (なぜ、作者はGMSをゴールとしてはいけないと考えた、など)

    0
    2018年09月23日
  • 中内功のかばん持ち ~ 昭和のカリスマと呼ばれた男

    Posted by ブクログ

    一代でダイエーを成功させそして失敗させたといわれる中内功につかえた秘書の回想録。
    自分にとっては堤清二に並ぶヒーロの一人。
    痛快な話が満載な一方で、カリスマ経営の善し悪しを考えさせられた。

    僕は社員に『額の向う傷』は認めるが、『背中をバッサリ斬られる』ことは許さない
    これほど強烈かつ明快な創業の動機はほかに例があるだろうか?(創業の動機はフィリピン戦線ですきやきの夢をみたこと)
    わたしは「消費の現場を見よ」と言いたい。つまりメーカーの経営者が消費の現場を定点観測することの重要性を強調したいの
    「ネアカ、のびのび、へこたれず」
    ダイエーの多角化は収支で判断するなら成功していたということができ、

    0
    2014年07月22日
  • 中内功のかばん持ち ~ 昭和のカリスマと呼ばれた男

    Posted by ブクログ

    日本の流通を形作った中内さんの話。
    先日亡くなったセゾンの堤さんとライバルとして競い合って今のセブン・イオンの時代につながっている感じが面白い。

    0
    2014年01月04日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!