恩地祥光の作品一覧
「恩地祥光」の「経営の焦点―日本経済「裏読み」「深読み」講座」「中内功のかばん持ち ~ 昭和のカリスマと呼ばれた男」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「恩地祥光」の「経営の焦点―日本経済「裏読み」「深読み」講座」「中内功のかばん持ち ~ 昭和のカリスマと呼ばれた男」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
中内さんはフガフガ喋るので、秘書業務の登竜門は何を言っているのか理解するところから、らしい。
フガフガ喋るのは総入れ歯だからで、実はこれは中内功という人のイデオロギーに近づく最も重要なパーソナリティと言える。彼が、敗戦色の強いフィリピン、ソ満国境で従軍した結果だからだ。
フィリピンで手榴弾に吹き飛ばされて、片腕はほぼ半壊したらしい。吹き飛ばされて薄れゆく意識の中で見ていたのは、少年時代、商売で忙しい家族で食べた「すき焼き」の味だった。この強烈な経験から、ダイエーの創業者として流通業の天皇として君臨するに至った彼は、あるハワイでのパーティで軍歌を口にした途端、泣き崩れてしまった。「みんな死ん
Posted by ブクログ
一代でダイエーを成功させそして失敗させたといわれる中内功につかえた秘書の回想録。
自分にとっては堤清二に並ぶヒーロの一人。
痛快な話が満載な一方で、カリスマ経営の善し悪しを考えさせられた。
僕は社員に『額の向う傷』は認めるが、『背中をバッサリ斬られる』ことは許さない
これほど強烈かつ明快な創業の動機はほかに例があるだろうか?(創業の動機はフィリピン戦線ですきやきの夢をみたこと)
わたしは「消費の現場を見よ」と言いたい。つまりメーカーの経営者が消費の現場を定点観測することの重要性を強調したいの
「ネアカ、のびのび、へこたれず」
ダイエーの多角化は収支で判断するなら成功していたということができ、