パンク町田さんが学生のころ沼袋にいたと知って、調べてみたら中学校が同じでした!
昔から面白い人だと思っていましたが、同じ中学出身ということだけで親近感が増しました。
町田さんは、畑さんから「ポスト・ムツゴロウ」に任命される程の動物愛に満ちた人です。
子供に言えない部分は本書を読んで貰うことにして、
...続きを読む知識として残ったことを少し書いておきます。
昔は、ゴリラやチンパンジーもサルの仲間で、ヒトとは別分類だったが、DNA解析で分類の見直しが行われた。
その結果、現在はヒト科の中に、オラウータン、ゴリラ、チンパンジー、ボノボが組み込まれている。
1対1で戦った時の強さベスト3を挙げていたが、ゾウ、サイ、カバ、らしい。
確かにライオンごときが、こいつらに勝てるとは思えない。
動物園に行くといろんな動物に会えるが、ごく当たり前のように思うのは間違い。
異なる環境の中で生きている動物たちが、本来の居場所ではない所で生きるのは大変なことらしい。
「今日からここが新しい住まいですよ!」と放り込まれても簡単には順応できない。
動物園という場所で生きていくためのトレーニングが必要なのだそうだ。
動物園の2030年問題は初耳だった。
動物も年を取るので、高齢になったゾウやキリンやゴリラなどがいなくなってしまう可能性がある。
これらの動物を新規に輸入するのは難しい。
動物園にはイヌがいないのはおかしいと言う。
言われてみればそのとおりだ。
ネコやウマ、ウシ、ブタ、ニワトリもいるべきだし、人間もゴリラやチンパンジーのそばに展示すべきと主張している。
人間感覚で動物を見て、動物愛護を訴える人や団体が近年多いが、逆に動物虐待になっているケースがかなりあるらしい。
人間ならこう感じるんだから、動物も同じだろうと決めつけるのが間違いのもとのようだ。
ムツゴロウさんやパンク町田さんのように、直接動物と触れ合いながら研究をしている人は希少です。
町田さん、これからも動物たちの飼育技術の向上に努めてくださいね。