今まで、漠然と興味があったので、一度伝記を読んでみようと思って購入。
本人の人間味あふれるエピソードと彼の発見した偉大な功績な科学理論がわかりやすく説明されていて、とてもよい本には巡り会えたと思った。三代論文というのも、知らなかったし、E=mc2の意味を少しだけ、理解できた気がする。そして、これは、
...続きを読むアインシュタインではないが、
ドイツの科学者がみつけ、その正体を見極めた核分裂。
ウランに中性子を当てると何故か、ウランが消えた。
そして、軽くなっていた。軽くなった質量はどこに?
E=mc2。質量はエネルギーに変わった。。。。
のくだりはゾッとした。
そのほか、ポワンカレやハッブルといった有名な科学者達が多数出てくるのが、面白い。関わりがあったんだなー。
アインシュタインのエピソードを見ていると、優秀な人にありがちの人間嫌いの偏屈。晩年は老害といった事とは、
全く感じられない。本にもあったが、功績を認められるまでは、だいぶ捻くれていたらしい。しかし、認められての彼は、自分への拍手を勘違いして、彼自身も拍手してしまう話や有名な写真のエピソードなど、周りを不愉快にさせないユーモアに溢れている人だと思った。
もともと、大好きだったが、この本を読んでアインシュタインが更に好きになった。