作品一覧 2020/10/09更新 国民生活を劣化させたのは誰だ 試し読み フォロー 残留日本兵 アジアに生きた一万人の戦後 試し読み フォロー 戦犯の孫―「日本人」はいかに裁かれてきたか― 試し読み フォロー 南方の志士と日本人 インドネシア独立の夢と昭和のナショナリズム 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 林英一の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 残留日本兵 アジアに生きた一万人の戦後 林英一 本書で取り上げられた方々の“戦後”は様々である。且つ、膨大な人数の一部である。 日本に帰らなかったのには、一人一人の人生があり、理由がある。 「『生きるため」に「残留」』を選んだ人生を想う。 Posted by ブクログ 残留日本兵 アジアに生きた一万人の戦後 林英一 残留日本兵といえばすぐに思い浮かぶのが、横井庄一や小野田寛郎。 しかしその他にもたくさんいた。100人以上もの人の手記を集め、分析。 これは貴重な資料だ。 Posted by ブクログ 残留日本兵 アジアに生きた一万人の戦後 林英一 第二次世界大戦以降、様々な理由から日本に帰国せず 現地に残留した日本兵の実像を、 数多くの人物を紹介する形で説明する一冊。 サンプル数が多く、またそれらがよくまとめられており、 当時の社会や国際環境についても触れられていてわかりやすい。 特にインドネシアや中国で残留日本兵が果たした役割について 興味...続きを読む深く感じた。 Posted by ブクログ 残留日本兵 アジアに生きた一万人の戦後 林英一 残留日本兵というとまず思い出す,グアムの横井さんやルバング島の小野田さん。しかし彼らは一万人いた残留日本兵の中ではきわめて特殊な例で,決して残留日本兵を代表するものではない。 本書は,アジア各地で,現地人とつながり,現地に溶け込んでいった,一般の残留日本兵の歴史をまとめたもの。一万人のうち個人史...続きを読むの判明している百人の記録をもとに,階級や地域による類型化を試みている。残留の動機には様々なものがあり,残留後の行動・運命も様々だ。 例えば将校クラスでは,敗戦処理に奔走するうち,現地側に能力を買われ,それが本人のアジア解放という信念にもマッチして残留ということになった者が多い。憲兵では,戦犯として処罰されることを恐れての逃亡・残留が顕著。 下士官・兵では,現地妻の存在や流言蜚語に踊らされとか,上官や現地側の求めで半強制的にとか,置き去りにされたとか,実にさまざまな理由で残留している。そして各地で独立戦争に参加したり,平和が来ると商社の尖兵として活躍したり,現地政府の都合で日本に強制送還されたりと時代に翻弄される。 Posted by ブクログ 残留日本兵 アジアに生きた一万人の戦後 林英一 116 毎年終戦記念日のある8月になると太平洋戦争の事を考えさせられる。 なるべく当時の関係する本を読んでいるがこの本も面白かった。横井さんや小野田さんだけじゃないんだよなあ。 Posted by ブクログ 林英一のレビューをもっと見る