作品一覧 2024/04/26更新 ケアする声のメディア NEW 試し読み フォロー 文化のための追及権 日本人の知らない著作権 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 小川明子の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 文化のための追及権 日本人の知らない著作権 小川明子 非常に面白い視点. 芸術家の育成や創作モチベーション維持のための新しい考えを提案している. 本筋の追求権の方は十分に理解できていないのだが,その前提としての著作権(権利の束)の説明が今までみたどの本よりももっとも理解しやすかった. 授業での解説にも使わせてもらおう. Posted by ブクログ 文化のための追及権 日本人の知らない著作権 小川明子 著作権、文化追及権について全くの知識ゼロで読んでいったがスラスラと読めた。非常にわかりやすく書かれているのでお勧め! Posted by ブクログ 文化のための追及権 日本人の知らない著作権 小川明子 本や音楽は複製された商品が多額の印税を作者にもたらすが、家画や彫刻家は作品を1回売ればそれっきり。その後の値上がりの恩恵にあずかることもできず、赤の他人が転売益を得るのを横目で見ながら自らは貧しいまま(かもしれない)。そんな不条理を救うルールが追及権。転売の際の売価の一定パーセンテージ(数パーセント...続きを読む)を作者に遡って払い続けるというルール。ヨーロッパの多くの国で制定されている。アメリカでは州によって違う。日本はなし。さまざまな事例を紹介しつつ、各国のルールや運用の実際を説き、芸術家の保護(ひいては芸術の健全な発展)のために国際的な法整備が必要と訴える本。学術論文を新書に盛りつけ直した本なのでやや堅苦しい気もするが、大事な一冊ではないかと思う。 Posted by ブクログ 小川明子のレビューをもっと見る