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ユーザーレビュー つながらない生活 「ネット世間」との距離のとり方 ウィリアム・パワーズ / 有賀裕子 つながることは良い事であるという大前提で物事が薦められている現代において、確かに他者と繋がり過ぎていると感じる時がある。 本書が面白ところは、”つながる”ということをインターネットだけに限定せず、テクノロジーの進化によって相対的に過去よりも”うるさく”なってきた状況を上手にコントロールしている先人...続きを読む達の方法を取り上げているところだ。そして、そのつながりを”少し”抑制することで、内面性を重視した、より人間らしい思考が可能になる事を提案している。 Posted by ブクログ つながらない生活 「ネット世間」との距離のとり方 ウィリアム・パワーズ / 有賀裕子 これからこの手の本が増えてくるであろう。哲学者を参考にして具体的な方法を記載してあるところがいい。ネット安息日をもうけるのはいい案である。仕事の最初にメールを見ないということはなかなか難しい。 Posted by ブクログ つながらない生活 「ネット世間」との距離のとり方 ウィリアム・パワーズ / 有賀裕子 いやー、目からウロコになる本。FacebookやTwitterが社会コミュニケーションの基盤となっている現代において、あえてつながらないことを選択することで見えてくる世界や価値について書かれている。もちろん、ネット上から降ってくる情報はあくまで情報でしかなく、そこに価値が存在するか否かはそれを受け取...続きを読むる人次第なのだろう。しかし、昨今ではそこに人のつながりが深く介在するようになって、その価値が見えづらくなっているのも事実だし、人が挟まることで人との関係が複雑になっていることも然りだろう。この著書では、そこを人や物事との関係に悩むというのは現代だけでなく、古くはソクラテスの時代からある哲学的な問題だと示唆し、哲学者・有識者7人を取り上げて、ネット時代の今をどう生きていくかを深く掘り下げているところが、そんじょそこらのネットはどうかと書かれている本とは違うと思う。 しかし、ネット否定はするがネットがあったからこその恩恵や人のつながりといった部分をどう生かすかがやや浅いのも事実(全く触れられていないわけではない)。核家族、独居老人などの孤立していく日本の世帯社会、ネットに毒される若者世代にとって、どう生きていくかを日本流に考えるものいいだろうと思い始めてきた。 Posted by ブクログ つながらない生活 「ネット世間」との距離のとり方 ウィリアム・パワーズ / 有賀裕子 名著。日々疑問に思っていることがど真ん中で書かれており、気持ちよさすら感じた。 もちろんネット社会を否定するつもりはないし、それによって受けている恩恵ははかりしれない。ただ、どこまでを享受するかは真剣に考えないといけない。休日にさえ仕事のメールを確認し、常にFacebookやTwitterを確認する...続きを読む必要はあるのか。また自分のそういう権利は守りつつ、他人にプライベートの時間に即返信しろと強要していないか。もちろん時と場合にもよるが。 今目の前にいるのは誰か。家族かもしれないし、友人かもしれない。その大事な人が目の前にいるのに、離れた人々と関わる意味はあるのか。 若干携帯依存症になっている自分も、重々気をつけないといけない。自覚しているかしていないかは雲泥の差。この本を読めてよかった。 Posted by ブクログ つながらない生活 「ネット世間」との距離のとり方 ウィリアム・パワーズ / 有賀裕子 "デジタル・テクノロジとの距離の取り方を考察した本。 便利になったが、心の平安が得られているのであろうか? 7人の賢者の教えから著者の哲学が語られる。 1.プラトン 距離の取り方。考えを巡らせるときに郊外に出かけていたプラトン。デジタルツールを家に置き、散歩に出かければよい。 2.セネカ 内面の探...続きを読む究、ネットの人脈を棚卸。ごく内輪の集いの場を作ることもよい。 3.グーテンベルク テクノロジーを生かして内省をする。ネットとの接続を立った状態で活用するのもよいのでは? 4.シェイクスピア 紙の本を読む。ノートにメモをとる。 5.フランクリン 自分なりの習慣づけを工夫しては 6.ソロー ネットにつながらないコーヒーショップなど、スクリーンからの逃避の場所を確保 7.マクルーハン 地球村を離れて自分村に戻ることで、解放感を得られる。" Posted by ブクログ ウィリアム・パワーズのレビューをもっと見る